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世田谷区
駒沢大学
オシャレで上質な緑の街「駒沢大学」
「REISM エリア分析レポート」は、毎月1つの駅を取り上げ、交通アクセス、商業施設、人口など様々な視点から分析し、そのエリアの特長をレポートしています。
「駒沢大学」エリアの特徴
- 緑溢れる落ち着いた街並み
- 渋谷へ6 分、他路線への乗り継ぎが便利な半蔵門線も利用できる交通利便性の良さ
- 単身需要は高いが、空家数の増加傾向があり、希少性や差別化が求められる賃貸市場
学生や周辺住人で賑やかな駒沢大学駅前
「駒沢大学」は東京23区の南西部、「世田谷区」に位置しています。
「駒沢大学」駅は駅名からもわかるように、「駒澤大学」の最寄駅。学生の姿が多く見られ、周辺には学生向けの居酒屋や飲食店もたくさん軒を連ねています。
大学に隣接したところには約41万㎡もの広大な「駒沢オリンピック公園」が広がっています。緑豊かな公園で、散歩を楽しむ方や、春のお花見、初夏のドイツビールの祭典「オクトーバーフェスト」など、四季折々のイベントが開催されておりいつも賑やかです。
また、賑やかな大通りから一本路地に入ると、そこには生活に必要な品物が揃う昔ながらの商店街や閑静な住宅街が広がっています。このような都心の利便性と居住環境の魅力から、「 駒沢大学」は多くの年齢層から幅広く支持されているエリアです。
オシャレなカフェの多い街としても有名
「駒澤大学」は礼儀正しさを教育方針としており生徒たちも落ち着いた雰囲気
駒沢オリンピック公園は緑が多く、
散歩や森林浴を楽しむ人の姿がみられる
渋谷駅まで3駅6分!東京メトロ半蔵門線と直通運転で表参道、大手町などへもアクセス良好!
「駒沢大学」は東急田園都市線が通っています。田園都市線は都内でも人気路線の一つで、若者に人気な「三軒茶屋」まで1駅、「渋谷」まで3駅6分で着くことができるアクセス性の高さが魅力です。
また、田園都市線は東京メトロ半蔵門線との直通運転を行っています。半蔵門線にはショッピングに最適な表参道駅、国会議事堂や最高裁判所が立地する永田町駅、有数のビジネス街である大手町駅などがあります。全部で14ある駅のうち、12もの駅で他線との連絡が
できるという通勤に非常に便利な路線です。
玉川通りなどの大きな道路が通っているので、電車以外 にも
目的地に応じて交通機関を選べるのも「駒沢大学」ならではの特権と
言えるでしょう。都心でも高い人気を誇り、多くの単身者が利便性の
高い環境と都会的な生活を求めて集まるのも納得できるエリアです。
「駒沢大学」周辺の賃貸市場
駒沢大学の賃貸市場を分析していきます。まず、駒沢大学の賃料相場と23区平均の
平米単価を比較すると、23区の3,339円/㎡に対し、駒沢大学は3,586円/㎡と、23区
よりもやや高い賃料相場であることがわかります。
次に重回帰分析で「築年数」「徒歩分数」「面積」の3つの変数が賃料にどの程度
影響を与えているかを分析します。「■徒歩・築年・面積による賃料の重回帰分析
結果一覧」を見てみると、駒沢大学の単身者物件の月額賃料は「d. 切片」の44, 748円からスタートし、徒歩1分ごとに「a.徒歩」の458円ずつ値下がり、築年数1年ごとに「b.築年」の687円ずつ値下がり、面積1㎡ごとに「c.面積」の2,322円ずつ値上がることがわかります。
「賃料に対する影響割合の比較」から駒沢大学駅の傾向を分析すると、「e.標準偏差/d.切片」(賃料のばらつき)の割合が大きいことから、リノベーション受容感度が高く、リノベーションで賃料が改善する可能性の高いエリアといえます。
※賃料単価は平均値であり、平米数を乗算した価格が必ずしも相場と一致するものではありません。
※データは2014 年3 月末日現在のデータです。重回帰分析は築10 ~ 30 年、16 ㎡以上 30 ㎡未満の物件から算出しています。
「駒沢大学」の居住者特性
「駒沢大学」の居住者特性を見ていきます。まずは単身者世帯の比較です。
東京都の45.71%、世田谷区の49.72%に対し、駒沢大学の単身者世帯割合は52.95%とやや高い割合です。
次に年齢構成比と男女比率を見てみると、男女比率は53%と女性のほうが割合はやや高いです。また、年齢構成比を見てみると男女ともに20-39歳の年齢
帯の比率が高いことがわかります。交通利便性の良さと住環境の良さから若い
単身者からの支持が高く、ワンルーム投資に最適なエリアといえます。
REISM 管理物件 ― 2016 月7 月現在 ―
借家数(供給)、人口(需要)ともに伸びる世田谷区
「駒沢大学」駅の所在する世田谷区は東京23区の南西部に位置し、都区の中では都心からは遠い場所にあります。「成城」に代表される閑静な住宅街の多いのが特徴です。
住宅・土地統計調査「借家数の変化」によると、2008年から5年の間に23区全体で約190千戸の賃貸物件が増え、同調査による「空き家の変化」を見ると、空き家数も5年の間で全体的に増えています。世田谷区を見てみると、供給にあたる借家数は5年の間に約7.9%減っているのに対し、空き家数は約38.3% 増えています。賃貸住宅の供給が高まるなかで、いかに居住者のニーズを捕まえるかが求められるエリアといえます。
エリア別に貸家の住宅着工数を見ると、東京都と23区の各年の増減は相関していることがグラフから読み取ることができます。世田谷区の供給傾向も東京都や23区の増減と似たような動きを見せています。世田谷区の着工数も2006年以降、低い水準で抑えられており、2014年の供給も比較的低い水準に収まると推測されます。
「駒沢大学」は単身者割合も5割を超えており、世田谷区は需要が非常に高いことから、空室や家賃下落リスクは低くなることが期待できます。世田谷区の人口推移も年々伸びていることから、儒給バランスの回復により不動産価値にも価格下落率の低下など良い影響が期待できます。
《まとめ》
「駒沢大学」駅は駅名からもわかるように、「駒澤大学」の最寄駅。学生の姿が多く見られ、周辺には学生向けの居酒屋や飲食店もたくさん
軒を連ねています。大学に隣接したところには約41万㎡もの広大な「駒沢オリンピック公園」が広がっています。緑豊かな公園で、散歩を楽しむ方や、春のお花見、初夏のドイツビールの祭典「オクトーバーフェスト」など、四季折々のイベントが開催されておりいつも賑やかです。
賑やかな大通りから一本路地に入ると、そこには生活に必要な品物が揃う昔ながらの商店街や閑静な住宅街が広がっており、都心の利便性と
居住環境の魅力から多くの年齢層から幅広く支持されています。賃貸市場に目を向けると、空室率が大きくなってきており、いかに居住者のニーズを捕まえるかが求められます。希少性の高い物件を選定することが不動産投資の鍵となってくるエリアといえます。