投資の基本

投資にはどんな種類がある?投資先を選ぶ4つの考え方や事前にしておきたい準備

将来のために何か投資をしてみようと思っても、たくさんの投資の種類がありますので、どれにすればよいのか迷ってしまうものです。ネット検索をしてみても、書いてある内容はわかるけれど、自分にはどれが合っているのかまでは、わからないということが多いのではないでしょうか。

本記事では、はじめて投資をする方、投資に興味があるけれどまだ踏み出せていない方向けに、投資の種類を3つにわけて、その中から自分の性格や目的にあった投資方法を探し出すためのヒントをまとめています。

投資にはどんな種類がある?投資先を選ぶ4つの考え方や事前にしておきたい準備

1.大きく分けると投資は3種類ある

大きく分けると投資は3種類ある

投資とは、利益を得る目的で事業や金融商品などに、自分のお金を出すことです。一般的に、投資と言われて、多くの方がイメージするものは、株式投資やFXなどですが、それ以外にもさまざまな投資方法があります。

ネット検索をしただけでも、株式投資・不動産投資・債券投資(国債、社債)・投資信託(インデックス型、アクティブ型、ETF、REIT)・預貯金・定期預金・外貨預金・FX・仮想通貨・先物取引と、投資の種類はいくつも出てきます。

しかし、どれだけ投資の種類があっても、投資はローリスク・ローリターン、ハイリスク・ハイリターン、ミドルリスク・ミドルリターンの3種類に大きくわけることができます

投資先を調べていて「たくさんありすぎて、どれにすればいいのかわからない………」となったら、この3種類の中の、どこに属した投資方法であるかを確認してから、ご自分の投資目的や性格に合ったものを選ぶようにしてください。

  1. 怖くないけど利益も小さめ ローリスク・ローリターン
  2. チャレンジャー向け ハイリスク・ハイリターン
  3. 普通の人でも結果が出やすい ミドルリスク・ミドルリターン

※リスクとは、投資の危険度のことではなく、投資結果のふり幅の大きさを指しています。

1-1.怖くないけど利益も小さめ ローリスク・ローリターン

 
ローリスクでローリターンですので、3種類の中で最も投資結果のふり幅が小さい投資方法です。シンプルにいえば、大きく儲かりもしない代わりに、大きな損もしないタイプの投資です。はじめて投資をしてみる方や、お金が減ることに大きな不安を感じる方に向いています。

【代表的な投資先】
預貯金・定期預金・債券投資(国債、社債)・外貨預金・投資信託など

典型的なローリスク・ローリターンの投資先は、預貯金や定期預金です。しかし今のような低金利時代では100万円預けても、1年で数百円ほどしか利息が付きません。そのため、預貯金や定期預金は、現時点では、資産を増やすという意味では不向きといえます

投資である程度の結果を期待する場合は、国債や社債のような、発行元によってほぼ元本保証がされた投資先や、プロによる安定した運用結果が期待できる投資信託などから選ぶことになります。

メリット
ローリターンですので、得られるものも大きくはない代わりに、損する可能性も最小限で済みます。そのため、「お金を増やしたいけど、損はしたくない」という方に向いています。

デメリット
ローリスクですので、投資による大きな見返りは期待できません。また、数年以内に資産を作りたい場合も不向きです。預金口座にお金を寝かせておくより増える、という程度で良いのであれば、この方法が向いています。

1-2.チャレンジャー向け ハイリスク・ハイリターン

 
将来的に投資した金額が返ってこない可能性があるものの、大きな利益が得られる可能性もあるのがハイリスク・ハイリターンです。

資金が潤沢になくても、ハイリスク・ハイリターンの投資はできますが、投資結果によっては、すぐに手持ち資金がなくなってしまう可能性もあるため、資金に余裕のある方がより向いています。

【代表的な投資先】
株式投資・FX・リスクを取るタイプの投資信託・暗号資産など

短期間の間に、投資額が大きく増えるタイプの金融商品が該当します。例えば、1日で株の売買が完了するデイトレード、数日~3ヵ月以内の株式投資、投資をスタートしてから1~2年で結果を求めるタイプの投資先などです。

メリット
ハイリターンですので、うまくいけば投資額が極端に増え、資産を一気に増やせる可能性があります。一夜にして大金をつかむ可能性もゼロではありません。

投資信託の場合はプロが運用しますが、その他の方法は個人の自己責任で運用判断をすることになります。どの場合でも、投資結果に対して、投資家本人が責任を持ちます。

デメリット
ハイリスクですので、結果によっては投下資金が減る、最悪の場合は投下資金が全額戻ってこない可能性もあります。余剰資金に余裕がある方や、その他の投資方法と並行してチャレンジしたい方に適しています。

1-3.普通の人でも結果が出やすい ミドルリスク・ミドルリターン

 
投資結果のふり幅が、極端に大きくもなく小さくもない投資方法です。収支バランスがとりやすく、ある程度の利益も期待できます。中長期型の投資先が多いため、サラリーマンをしながらの副業としても、結果を出しやすい傾向があります。

【代表的な投資先】
純金積み立て・REIT・不動産投資・リスク中程度の投資信託など

基本的に運用や運営をプロに任せるタイプのものが多く、リスク分散に留意した、バランスの良い運用・運営が期待できます。個人で行う場合でも、金や不動産などの実物資産に投資するなど、投資先そのものを自分で確認して、安全性や安定性を確認したうえではじめられます。

メリット
高いリスクを負わないため、損失を回避しながら、ある程度の利益も狙えます。実物資産の場合は、インフレに強いという特徴があります。将来的にお金以外にも資産が欲しい方、保有資産の内容にバランスを取りたい方にも向いています。

デメリット
バランスが良い投資方法ではありますが、結果は絶対ではありません。また、5~20年くらいの、幅広い中長期の投資であるため、結果が出るまでは時間がかかる傾向があります。

2.投資の種類を選ぶ4つの考え方

数ある投資方法の中で何を選べばよいのか迷ったときに、投資の種類だけではなく、自分の人生や暮らし方の目的に適う選び方、という視点でも考慮してみてください。

今現在、サラリーマンで収入を得ているのであれば、絶対に投資をしなければならないというわけではありません。しかし、投資をしてみたいと思いながら、何年も行動できないままでいる方は、「なぜ自分が投資をしようとしているのか」という視点で考えてみると、もっと気楽に投資先を選べるようになります。

投資は以下の4つの理由ではじめることが多い傾向にあります。

  1. 自分サポート
  2. 人生サポート
  3. 老後サポート
  4. 時間サポート

2-1.自分サポート

 
今の人生に大きな不満があるわけではないが、「もう少しだけ、お金があれば良いな」と考える方は多いと思います。年齢とは関係なく、年代ごとにプラスアルファの欲求は常にありますので、ほぼ全世代の方が同じことを考えている傾向にあります。

例えば、月に3~5万円のプラス収入があれば、趣味の商品を購入できる、資格取得の学費を捻出できる、節約しなくても良くなる、お金のことを気にしないで飲み食いができるなど、人生を今よりもちょっとだけ豊かにすることができます。

このような金額は、アルバイトをすれば稼げる金額ではありますが、投資をすれば、自分の代わりにお金が働いて収入を得てくれます。コンスタントに結果を出せれば、印税や特許のような、権利的な収入に近くなります。

自分サポートのための投資なので、今の仕事をやめる必要はなく、数年後も今と同じライフスタイルのままで、自分のお小遣い収入だけが増えているイメージです。

毎月の収入額はそれほど大きなものではありませんが、そのお金は自分の希望することに自由に使えるため、人生の満足度が上がります

(投資例)
区分マンションの不動産投資・毎月配当があるタイプの投資信託・長期安定型の株式投資・優待メインの株式投資など

2-2.人生サポート

資産を作ることによって、自分の人生を変えていきたいと願う方は、人生サポートタイプの投資を検討してみてください。例えば、FIREしたい、リタイアメント後に起業を考えているなど、今のサラリーマン人生から、新しい別の人生を手に入れるために、投資をスタートします。

将来的に、サラリーマンを辞めてしまう可能性もあるため、最低でも生活費が捻出できるだけの金額を投資で得られるようにしておく必要があります。

投資をはじめた何年か後には、今のライフスタイルとは違う生き方をしていることも念頭に入れておき、変化した先の人生を、保険のようにサポートしてくれる役割として計画しておく必要があります。

(投資例)
区分マンションを複数所有する不動産投資・必要なときに解約ができる投資信託など

2-3.老後サポート

日本には国民年金制度がありますので、サラリーマンをしていれば、毎月の給与天引きで年金を支払っています。10年以上の支払い履歴があれば年金受給資格ができますので、リタイアメント後の人生は、年金を柱にして生きていくことになります。

しかし、今の日本の経済状況から考えると、将来年金の受給額だけで生活ができるのかという不安があると思います。働き方改革などで、将来的に高齢になるまで働けるように社会が変わったとしても、年をとれば体力的にも、今と同じように働くことは難しいといえます。

そのため、老齢年金とは別口で老後資金を作っておくために、投資を検討する方は多い傾向があります。そのお金を使うときには、すでに高齢者であることが前提の投資なので、自分が動かなくても自動的にお金が入ってくる「不労所得タイプ」の投資が適しています。

(投資例)
年金サポートになる賃料で経営する区分マンションの不動産投資・iDeCo口座を作り個人で年金運用・長期の配当が期待できる株式投資など

2-4.時間サポート

一般的に、高度で専門性の高い仕事をしている方は年収が高いのですが、代わりになる人材がいないことから、仕事の負担が大きくいつも時間に追われています。

せっかくの休みも疲れ切って何もできないことが多く、お金より時間が欲しいと考える方が多いといえます。このような方は、「自分の時間を取り戻す」ために、投資を検討してみてください。

普段は仕事で忙しいので、管理運営をプロに任せておくことができる不動産投資が最も適しています。スタート前には、情報収集のために資料を確認するなどの必要はありますが、あとは不動産投資のプロがサポートをしますので、費やした時間と労力を無駄にすることがなく、長期安定した投資結果を得やすい傾向があります。

ある程度の期間が経過すると、本業以外での収入も柱となってくるため、時間を対価にした仕事スタイルから、少しずつ自分を解放できる余裕が出てくるようになります。

(投資例)
区分マンションを複数所有する不動産投資・一棟マンションの不動産経営・海外不動産投資

3.全投資方法共通 投資スタート前にしておく4つの準備

どのような投資方法を選ぶとしても、投資を始める前にしておく準備があります。まだ検討中の状態でもできますので、スムーズなスタートを切るために、準備だけでもはじめておいてください。

  1. 知識の準備
  2. 資金の準備
  3. 口座の準備
  4. 環境の準備

3-1.知識の準備

投資に関する知識を備えるようにします。投資に関するすべてを知る必要はありませんが、自分がやろうと思う投資方法の周辺情報は得ておいた方が良いといえます。

例えば、ハイリスク・ハイリターンタイプを選ぶ方は、投資対象以外にも日々起きる社会や経済の動向にも敏感になっておく必要があります。そのような情報がとれるサイトや雑誌、著者の講演などを網羅しておくことで、情報の取りこぼしがなくなります。

ローリスク・ローリターンやミドルリスク・ミドルリターンを選んだ場合でも、投資先の情報以外に、これから社会や経済がどのような動きをしていくかは、何となくでも情報として得ておくと、投資額を増やす・減らすなどの判断に役立てることができます。

このような情報は、ネット記事でもたくさん見つかりますが、あわせて、書籍・雑誌・セミナー参加など、複数のメディアを横断して、同じ情報を得るように意識してみてください。同じ話をしていても、メディアによって入ってくる情報が違うことがあり、多面的に理解度が深まります

どの投資方法をするにしても、知識は少ないよりは多い方が成功率も上がり、損失も回避しやすくなります。また、調べ物をしているうちに、楽しい・面白い・できそうだ、などと感じられるのであれば、ご自身に合った投資分野である可能性が高いといえます。

3-2.資金の準備

投資をするための資金を準備します。準備する金額はいくらでも良いのですが「万が一失敗して、減ってしまっても問題がないお金」を使ってください。このようなお金を余剰資金と言います。

例えば、将来使う子供の学費・ローン返済費などのような、使い道が決まっているものは除外します。手持ちのお金から必要なお金を差し引いてしまうと、「こんな少ない金額で投資できるのかな」と不安になる方もいるかもしれませんが、最近は個人投資家向けに少額から申し込める商品がそろっています。

仮に、ご自分が希望する投資方法に、ある程度まとまった金額が必要な場合でも、資金準備の期間を持ち、他の投資方法で資金を増やしておくなどもできます。

投資は、はじめから何十万、何百万もつぎ込む必要はなく、自分にとっての余剰資金で様子をみながら、自分のペースでスタートする形で問題ありません。

3-3.口座の準備

投資で使う口座を準備しておきます。株式投資や投資信託をする方は、証券口座の開設が必要です。申し込み方法がかんたんなネット証券会社であっても、身分証明書などで手続きをし、実際に口座が使えるようになるまでには、1週間~10日くらいが必要です。

口座開設後は、投資資金口座やアプリとの連携、ログイン情報の設定など、準備することがいくつかあります。

投資で得た収益を振り込む口座や、不動産投資の賃料収入を振り込んでもらう口座を分けておきたい場合も、新規に銀行口座を作っておく必要があります。ただし、作らなければいけないものではなく、いままで使っていた生活費や給与振込口座を利用する形でも問題ありません。

3-4.環境の準備

投資の環境とは、例えば、以下のようなものです。

株式投資・FXの場合

株式投資やFXを選択した場合は、最低でも自分専用のスマホかパソコン、適切なインターネット環境を準備します。投資判断は常にご自身ですることになるため、投資先や社会状況によっては、早朝や真夜中でも管理画面を確認し、売買を決定する必要があるため、インターネット環境は必ず整えておいてください。

投資信託

投資判断はプロが行うため、投資家が急な売買や確認をすることはほとんどありません。必要なときに管理画面に入れる環境があれば、自宅にインターネット環境がなくても問題ありません。

ただし、不定期にログインすることになるため、ネット証券、ネット銀行のログイン情報やログイン制限、スマホとの紐づけなどの環境設定を確認しておき、対応が必要なときにスムーズに使えるようにしておきます。

不動産投資

基本的に不動産管理会社にすべての業務を委託できるので、投資家が不動産管理業務をすることはありません。不動産管理会社からの連絡は、基本的にメールか電話になりますので、この2つを確認できる環境があれば良いといえます。信頼と実績のある不動産管理会社を探すことが、投資環境を整えることになります。

4.自分に合った投資の種類選びで大切な4つのこと

たくさんある投資の種類のなかから、自分にぴったりなものを選び出すために、大切なことを4つにまとめました。

  1. 希望と予測を分けて考える
  2. 今の生活を大切にする
  3. 投資のゴールを決めておく
  4. プロに相談しながらすすめる

4-1.希望と予測を分けて考える

どの投資方法を選んでも、投資の世界は常に流動的で、先が見えないのが普通です。ネット記事やSNSで発信者がどんな意見を言っていても、「必ず儲かる・必ず損をする」という投資先は存在しません。

情報収集をするときには、ご自分の投資家としての希望と、予測を分けて考えておく必要があります。

【対策】
誰がどのような意見を発信しても自由なのが現在のインターネットですが、出ている情報をなんでも鵜呑みにしないようにしてください。

何か一つのことを調べたら、必ず他のメディアからの情報も横断して確認し、公共性と信頼性のある部分をあつめて、自分で情報を精査する習慣をつけてください。ご自身の希望と予測を分けることにより、投資判断に以下のような差が出てきます。

希望による投資判断

「A社の株を買って利益を得たい」という自分の希望で、投資情報を取りに行く。ブログやSNSで「A社の株が値上がりするかも?」という情報Bを見たことにより、憶測が含まれた状態・期待を大きく抱いた状態での投資判断をする可能性が高くなります。

予測による投資判断

「A社の株を買って利益を得たい」という自分の希望で、投資情報を取りに行く。ブログやSNSで「A社の株が値上がりするかも?」という情報Bを見るが、事実や根拠の裏付けを他メディアで確認し、情報Bに対する判断を出す。その後も、A社に関する情報を取得し続けたうえで、最終的な投資判断をする。

4-2.今の生活を大切にする

投資は無理をしてやることではありません。今サラリーマンとして、きちんと生活の糧を得ているのであれば、よほど会社の状態が悪くない限り、数年後も同じような暮らしを続けられる可能性は高いといえます。給与からは老齢年金と健康保険料が差し引かれていますので、老後とケガや病気への備えも万全です。

そのため、一般的なサラリーマンとして過不足のない生活ができているのであれば、投資は絶対にしなければならないことではありません。積極的に預貯金をする、確定拠出金などで年金額を増やすなどの対策ができていれば、投資はしないままで定年・老後を迎えても、何ら問題はないのです。

【対策】
自分に合った投資方法があれば、少ない金額から、ちょっとやってみるくらいの気持ちでスタートしてください。投資のために何かを無理をするのは、良い選択とはいえません。

今の安定した生活があって、プラスアルファで投資をしても、ベースの生活に影響が出ないのであれば、投資を考えてみる価値があるといえます。

例えば、投資資金のためにお金を切り詰めて日々の生活が苦しくなる、投資結果の上下によって精神的なプレッシャーで疲労困憊する、デイトレードに振り回されて本業がボロボロになるなどは、資産が増える前にストレスが増えてしまい、幸せな状態とはいえません。

人生で絶対にしなければならないわけではないもののために、今の生活を犠牲にするようなことは、しなくても良いといえます。

4-3.投資のゴールを決めておく

投資の直接的な目的は、お金を増やす、資産を増やすことです。しかし、お金を増やすことだけを目標に、投資に一生懸命になれる方は、実際には多くはない傾向にあります。

例えば、過去に投資に興味を持って証券口座を作ってみたものの、いまだにNISAもiDeCoもしていないし、毎年やろうと思っている、ふるさと納税すらやっていないという方は、案外、多いのではないかと思います。

やりたくないわけではなく、投資に興味はあるけど、投資のために動くことができない状態です。

【対策】
自分なりの投資のゴールを決めておくと、動きだしが軽くなります。あまり気負わずにパッとできることが大事なので、最初は、1年後の自分へのご褒美温泉旅行や、親へのプレゼントなど、小さい目標額で、軽くできそうなことを投資のゴールに設定してみてください。

もし時間があれば、ライフプランを作って、何歳ごろにいくら必要という具体的な数字を出し、ライフプランに沿った投資計画を作ってみることもおすすめします。

一度経験をして「投資って、こんな感じなのか」とわかってくると、もう少し大きな金額を作ることや、資産を形成していくことに対してもイメージがしやすくなり、もっとやってみようかなと思えるようになります。

関連記事:30~40代サラリーマン平均貯金額とこの先必要になるお金のすべて

4-4.プロに相談しながらすすめる

たくさん準備をしても、何となく前に進めないことがあります。大人になっても、はじめてやることは、わからないことだらけですし、何となく不安なものです。

投資に興味があるけれども、行動にうつすのが何となく怖い方は、知識も経験もあるプロに手伝ってもらうと、楽にスタートができます。プロがそばにいれば、知らないことは何でも教えてもらえますし、数ある投資の種類の中から、自分に合ったものを選ぶためのヒントも見つけやすくなります。

【対策】
投資のプロは、各分野において存在します。投資信託は、証券会社のファンドマネージャーがプロとして投資先を選択して運用をします。そのため、投資信託を投資先に選ぶときには、証券会社などの金融機関で開催される、無料の投資信託セミナーなどに参加すると、プロの切り口で投資先選びの勉強ができます。

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このように、私たちの不動産投資の経営戦略を理解していただけると、不動産投資の実践もスムーズになり、不動産オーナーへの第一歩も、踏み出しやすくなります。数ある投資の種類の中で、不動産投資が気になる方は、無料の不動産投資セミナーへご参加ください。

5.まとめ

世の中にたくさんある投資の種類の中で、ご自分に合った方法を見つける方法をまとめました。投資は大きくわけて、ローリスク・ローリターン、ハイリスク・ハイリターン、ミドルリスク・ミドルリターンの3種類しかなく、どの方法をとるのかは、ご自分の性格によるものが大きいことがわかりました。

また、自分のため・人生のため・老後のため・時間を確保するためなど、自分の投資の目的を明確にしておくことで、無理のない投資先を見つけやすくなることもわかりました。

どの投資先であっても、ご自分の目的に合ったものであれば正解であり、無理をするものは、避けた方が良いといえます。数ある投資の種類の中で、不動産投資に興味をお持ちの方は、REISMの不動産投資セミナーに参加して、内容を確認してみてください。

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3年以上勤めた会社員へ。
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