資産運用

「実物」はあなたの資産の守り神

株式、投資信託、外国為替証拠金取引(FX)など、いわゆる「金融資産」に投資している人が増えています。ただ、投資の基本は分散投資です。だから、「実物」と呼ばれる資産を、ポートフォリオに組み込んでおくべきです。株式や為替とは異なる値動きをする資産は、いざというとき、あなたの資産の守り神になってくれます。

実物資産にはどのようなものがあるのでしょうか。その種類と特徴について調べてみました。

そもそも実物資産とは

そもそも「実物資産」とは、土地、建物、金やプラチナのような貴金属、絵画やワインなど、実際に形があり、それ自体に価値がある「現物」を購入・所有して、その値上がりを期待する投資方法を指します。

「現物投資」と言われることもあります。一般的に投資といえば、株や債券、投資信託などの「金融資産」への投資を思い浮かべますが、これらの金融資産は証券などの紙や電子データ上で、文言としてその価値が担保されているので、実物投資との対比として“ペーパー投資”などと呼ばれることもあります。

米中貿易戦争、イギリスのEU離脱問題など、世界経済が不透明さを増していく中、実物を資産として所有することは、分散投資として大変有効です。富裕層は必ずと言っていいほど、実物資産を組み入れています。資産運用の初心者にとっても、実際の土地、建物、物品などを所有するので、わかりやすいのではないでしょうか。

一般的な実物資産 メリット・デメリット

実物資産の中でも、広く一般的知られているのは、金やプラチナといった貴金属への投資でしょう。こうした貴金属への投資は、実際の地金の購入や、金貨などの硬貨の購入、もしくは金積立やプラチナ積立などの方法で行われます。

貴金属に投資するメリットは、購入するものが実物であり、希少性が高いことでしょう。ダイヤモンドなどの宝石類は、人工的に製造できるようになってきており、専門鑑定士でも、見分けるのが困難になりました。そのため、将来の価値が不安視されています。

しかし、貴金属を人工的に安価で生み出す「錬金術」のような方法は存在しません。その希少性は今後も維持されるでしょう。金にしても、プラチナにしても、希少性や美しさのほかに、工業的な需要もあります。

一方のデメリットは、紛失リスクや保管コストでしょう。ほとんどが電子化されている金融資産と異なり、金やプラチナには盗難や紛失のリスクがあり、保管コストがかかります。これらのコストを踏まえた上で、値上がり益が得られるかどうかを良く検討する必要があります。もちろん、株式の配当やFXのスワップポイントのようなインカムゲインは得られません。

ちょっと変わった実物資産の概要 メリット・デメリット

実物資産の中には、ワイン、ウイスキー、美術品などを購入し、その値上がりに期待するというものもあります。こうした資産はインフレに連動して価格が上昇するので、インフレ対策になるというメリットがあります。

一方のデメリットは、やはり保管コストでしょう。ワインやウイスキーのようなアルコール類は、保管場所の温度や湿度の管理が絶対に必要であり、一定環境に保つための電気代などのコストが発生します。貴金属の場合と同様に、インカムゲインは発生しません。

実物の王道は不動産

不動産投資も、実際に土地や建物を購入することから、実物資産のひとつです。貴金属やワイン・ウイスキー、美術品との大きな違いは、「家賃収入」というインカムゲインが得られる点でしょう。

また、家賃はインフレに連動して上昇するので、不動産はインフレに強い資産とされています。他の資産と同じように、値上がりによる売却益も狙えます。なお、不動産投資にも保管コストが発生します。固定資産税や建物の修繕費などです。

ただ、不動産投資の場合、家賃収入が得られるので、インカムゲインで保管コストを相殺することができます。建物が年月とともに劣化するというデメリットはありますが、基本的に土地は経年劣化しません。不動産は株式などの金融資産とは異なる値動きをすることが多いので、ポートフォリオに組み込むと、高い分散投資効果が得られます。

資産運用において異なる種別の資産を持つことはとても重要です。ある種類の資産が値下がりすることがあっても、別の種類の資産の値動きと相関性が無ければ、資産全体での値下がり率は少なくなります。実物資産と金融資産をバランス良く保有することが大切です。中でも不動産という実物資産は、他の実物資産にはないインカムゲインがあり、金融機関から融資を受けて投資ができるという“レバレッジ”効果も利用できます。もし、不動産という実物資産をお持ちでないのなら、資産ポートフォリオを見直すタイミングで、不動産投資について検討されることをおすすめします。

キーワード: 資産運用 資産価値
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