投資の基本

サラリーマンが不動産投資で「富裕層」になれるのか?!

一体いくら資産があれば富裕層やお金持ちといえるのでしょうか。これは明確な定義が存在せず人それぞれの主観で「お金持ち」の基準は変わってしまうため非常にあいまいです。しかし国内外における調査機関の調査結果を見ると、純資産約1億円(もしくは100万米ドル)というラインに一つの基準を設けているケースが多いようです。

つまり借金と自宅不動産を除いた資産が1億円を超えていれば「富裕層」というように認識されている傾向があるのです。また5,000万円以上の純資産を保有している人たちは「準富裕層」と呼ばれています。

ところで、平均的なサラリーマンが不動産投資で5,000万円~1億円の資産を築き「富裕層」の仲間になることは可能なのでしょうか。

サラリーマンが不動産投資で「富裕層」になれるのか?!

富裕層の一般的な定義

「富裕層ビジネス」「富裕層マーケティング」というような言葉も聞かれるようになりました。ビジネス上の文脈で「富裕層」が語られるとき、日本最大のシンクタンク「野村総合研究所(NRI)」が定期的に発表している世帯ごとの純金融資産の保有額(不動産は含まない)に関する調査結果が参照される傾向です。2017年の調査結果によると日本の富裕層は以下のように区分されています。

世帯の純金融資産保有額 マーケットの分類 世帯数 保有額
5億円以上 超富裕層 8万4,000世帯 84兆円
1億円以上5億円未満 富裕層 118万3,000世帯 215兆円
5,000万円以上1億円未満 準富裕層 322万2,000世帯 247兆円
3,000万円以上5,000万円未満 アッパーマス層 3720万3,000世帯 320兆円
3,000万円未満 マス層 4,203万1,000世帯 673兆円

出典:野村総研

仮に5,000万円の資産を不動産で運用し4%の実質利回り(家賃収入から必要経費を引いた後の利回り)が実現できた場合、年間200万円の利益です。1億円であれば年間400万円の不労所得が得られます。この所得だけでは、「悠々自適」とはいかないかもしれませんが、本業や年金収入がある場合には、十分に「家計の足し」にはなるでしょう。

子どもがいれば教育費にあてることができ、子どものいない家庭なら夫婦で旅行や趣味、遊びのための資金にあてることが期待できるため、生活はより豊かなものになるでしょう。相続や贈与で準富裕層にランクインできる5,000万円程度の資産は期待できるかもしれませんが、一部の人たちを除いて給与や賞与を貯めるだけでこのレベルの資産を築くことは難しいのではないでしょうか。

しかし上手に資産運用を行えば、一般的なサラリーマンでも数千万円程度の資産を築くことは可能だといわれています。その方法の一つである不動産投資について、ここでおさらいしてみましょう。

不動産投資で5,000万円~1億円の資産を築ける?

不動産投資とは、マンションやアパートなどの不動産を購入し物件を貸し出すことで収入を得る手法になります。購入した不動産を担保に金融機関からローンで資金を調達して物件の購入費用に充てるのが一般的です。毎月の家賃収入から月々のローン返済ができれば、自己資金からの出費を伴わずに不動産が所有できるのです。

このように自己資金以上の金額の投資を行う仕組みはレバレッジと呼ばれ、こつこつとお金を貯めることなく大きな資産形成が可能になります。例えば5,000万円、1億円といった不動産をローンで購入し、25~30年ほど運用をしてローンを順調に完済できれば5,000万円、1億円の不動産という資産が手に入ることになります。ただし高額なローンの審査は厳しく購入価格をすべてローンで賄う「フルローン」が組めるケースは少ない傾向です。

そのため少なくとも物件価格の1~2割程度の頭金は、事前に用意しておいた方がよいでしょう。またローンが組める金額には上限があるので、自分がどのくらいの借り入れが可能か、その与信力を予め確認することも大切です。

不動産投資の運用が順調にいけば、銀行に貯金するよりも効率良く資産を形成することが期待できます。また不動産投資は本業の収入から預ける貯金と並行して行うことが可能です。つまり本業の貯金だけでは不動産投資のような資産は生まれませんが、副業として不動産投資を同時に行えば、さらに不動産という資産を形成することが可能になるのです。

不動産投資で5,000万円~1億円の資産を築ける?

高い成果にはそれなりのリスクがある!自分らしい投資を心がけよう

不動産投資で大きく資産を増やしたいと考えた場合に、金融機関からの融資を活用しレバレッジを効かせて高利回りの物件へ投資することを選択する人もいるでしょう。ただし、レバレッジを活用する投資スタイルには相応のリスクもあるため注意が必要です。不動産投資に限ったことではありませんが、投資である以上、不動産投資が必ず成功する保証はないといえるでしょう。

例えば入居者がすぐに見つからずに空室が続く場合は、あてにした家賃収入が得られないため、ローン返済の費用を本業の収入や貯蓄の切り崩しなどで対応することになるでしょう。そのため無理をして高い物件を買って高額なローンを組んでしまうと、いざというときに手詰まりとなりかねません。

「不動産投資で資産を大きく増やしたい」と考えていても、初心者の間は手堅い投資を心がけた方が安全です。まずはしっかりとした資産運用の基盤を作ってから物件数を増やすなどのプロセスを経て、高額物件や一棟物件にチャレンジするとよいでしょう。これから不動産投資を考えている人は、プロの専門家に相談しながら無理のない投資プランを立てることから始めてみてはいかがでしょうか。

キーワード: 投資の基本
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