不動産投資

多忙なサラリーマンが本業と副業をうまく両立するための不動産投資

「副業をしてみたい」と思っていても、本業が忙しくてなかなか二足のわらじを履けないという人も多いのではないでしょうか。しかし、副業の中には、拘束時間が少ないものもあります。その代表例が、不動産投資です。時間拘束が少ない不動産投資なら、毎日多忙で時間がない人でも副業を始められる可能性があります。今回は、不動産投資を副業として選択する場合のメリットなどについて解説します。

多忙なサラリーマンが本業と副業をうまく両立するための不動産投資

本業に集中することで得られるメリットも大きい

近年、さまざまな企業による副業解禁や政府の働き方改革などの影響から、今後、自分も副業をやってみようと考える人が増えることが予想されます。「もともと副業をやってみたかった」と、興味を抱いていた人が、実際にチャレンジするケースも増えていくでしょう。総務省の「平成29年就業構造基本調査」によると2017年度の副業者数は、約260万人で約4%とまだまだ伸びていく余地は十分にあります。

現状は「副業をやってみたい」という思いだけで、行動にまでは移せていない人が多いのではないでしょうか。副業をやりたいと思っていても、行動にはなかなか移せない理由の一つに、「副業と本業を両立させることは難しいのではないか」という懸念材料があります。

いくら勤務先が副業を認めていたとしても、こういった不安が払拭できなければ副業に踏み切れない人は多くいるはずです。むしろ、本業に集中しスキルを上げて成果を出すことで、出世や昇給が実現すれば、収入を上げるという目的は達成できます。

本業に集中することで得られるメリットも大きい

副業のメリットは収益に限定されない

キャリアアップのことを考えると、副業が副収入以外に思わぬ効果をあなたにもたらしてくれる可能性もあります。副業をすれば、当然その副業の分野での知識やスキル、経験が積み上がります。それが本業とは異なる視点をあなたに与えてくれ、結果的に本業に生かせることもあるでしょう。多くのサラリーマンにとって勤務先の仕事は、企画や製造、営業、事務など、一連のビジネスの過程で切り取られた一部を担当することが多いはずです。

しかし、副業でお金を稼ぐ場合、どのような商品やサービスを開発し、どのように営業してお金を稼ぐのか、本業とは違った視点で考えることも必要になってきます。経理や事務などさまざまな分野の仕事を自分で行うことも多くなるでしょう。こうした経営者的な発想と行動が、あなたのサラリーマンとしてのスキルアップにつながり、副業で得られた人脈なども大きな財産になっていくはずです。

不動産投資は時間的拘束が少ない

さまざまな副業を検討したうえで、本業での時間的な制約が厳しく副業に取り組む時間が作り出せない人は、一度不動産投資を検討してみてください。不動産投資とは、区分所有のマンションや一棟アパート、もしくは一戸建てなどの不動産を購入し、それを貸し出して賃料収入を得たり不動産の値上がり益を狙ったりする投資法です。

投資といっても、一般的な株式投資や投資信託などへの投資とは異なり、どのような物件が入居者から求められているかマーケティング調査をしたり、ローンを組む場合は金融機関と交渉したりする必要もあります。ただ不動産を売買するだけでなく、さまざまな知恵や交渉術を発揮することが、投資を成功させるカギとなります。

しかし、普段のオペレーション(入居者の対応など)においては、管理会社が請け負ってくれるので業務による時間的な拘束はほとんどありません。また、不動産投資の場合は基本的に家賃収入があるため、購入、入居者募集、リフォームやリノベーションなどの判断を除いて、あなた自身が実際に作業することはあまりないといえます。

一方で何か制作物を作って納品するような副業は、日々制作時間を取らなければならず、業務に追われることもあるかもしれません。この点が、他の副業と比較した時の不動産投資の優位性といえるでしょう。

もちろん、不動産投資も投資ですから、入居者が見つからず家賃収入が得られないなどのリスクもあります。しかし、信頼できる不動産会社の協力を仰ぐことで、そうしたリスクは大きく低減することができます。また、不動産投資は、年齢的な体力の限界のような問題もそれほど心配ありません。

以上のような点からも、本業が忙しいという人にとって不動産投資は好条件の副業といえるのではないでしょうか。今まで本業に追われて副業ができなかった人は、選択肢の一つとして不動産投資を検討してみましょう。

3年以上勤めた会社員へ。
あわせて読みたいおすすめコラム