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不動産投資コラム

積立投資を成功に導く目標設定とリスク許容度

今では資産運用に対する注目も高まり、実際に運用を始める人が増えています。元々日本は、アメリカやイギリス、フランスなどの先進諸国と比較すると、資産運用に消極的な国でした。相対的に見たとき、現在もそうした状況に大きな変化はありません。しかし、バブル崩壊後から長期に渡って続いてきた低金利や金融自由化の中で誕生したインターネット証券の普及と利用者の増加、将来の年金不安などを背景に、こうした傾向も徐々に変わりつつあるのです。

いまだに資産運用に関するノウハウの蓄積が少ない日本では、投資初心者がリスクを取りすぎて、失敗してしまう例も目立ちます。金融商品への投資であれ、不動産への投資であれ、資産運用には何かしらのリスクが伴い、そのコントロールが必要になります。ここでは、リスクコントロールに大切な目標設定とリスク許容度の把握について考えるとともに、初心者におすすめしたい運用方法をご紹介します。

目標設定の重要性

資産運用を成功に導くためには、資産運用のゴールを、最初に定めることが大切です。大金を稼ぐためにはそれなりのリスクを受け入れなければなりません。そのため、目標金額が大きければ大きいほど良いというものではないのです。また、具体的な目標金額以外に「老後のための生活資金の形成なのか」「日々の生活を豊かにするための副収入なのか」など、目的次第で資産運用のスタイルは大きく変わります。

例えば、老後資金が目的の場合、まず、定年時に貯めておきたい金額と、定年までに自分の収入で貯められる金額を確認しましょう。そして、その差分を資産運用で埋めます。すでにある資産と毎年貯金できる金額から、どの程度の利回りを目指すべきなのかが分かります。

また、不動産投資などで日々の収入を増やしたい場合、増やしたい金額を決めましょう。さらに、ローンの返済や各種諸経費を考慮したうえで、「どの程度の家賃収入が必要なのか」「どのような物件を購入するべきか」を判断します。このように目標と目的を明確にして、達成のための筋道を立てることで、初めてリスクについて、具体的に考えることができるようになるのです。

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リスク許容度の把握が重要

資産運用におけるリスクの概念は、基本的にリターンとトレードオフの関係にあります。リターンが高くなるとリスクも高くなります。大金が欲しいと思っても、そのことを肝に銘じて、無理な運用は避けなければなりません。その際に重要なことは、どの程度の損失まで、自分は受け入れることができるのかを、自分自身で把握しておくことです。そうすることで、初めてリスクがコントロールできるようになるのです。

この場合の「受け入れられる」とは、フィナンシャルプランニングでの意味と、感情的な意味とに分けられます。フィナンシャルプランニングの視点では、普段の収入や現預金額から、「いくらまで損をしても大丈夫」と計算した金額がリスク許容度になります。一方、感情的には、「いくらまでの損失なら精神的に耐えられるのか」というのが、リスク許容度になります。

人間は感情的な生き物です。感情の限界を超えた損が発生すると、論理的に物事を判断できなくなり、日常生活に支障をきたすほどのストレスを感じるようになります。フィナンシャルプランニングの視点だけでリスク許容度を考えていると、感情的に耐えられなくなったり、逆に油断して過剰なリスクを取ってしまったりするのです。そのため、この2つの視点からリスク許容度を判断するようにしましょう。

積立投資が初心者におすすめ

最後に初心者におすすめの資産運用の方法ですが、ここでは「投信積立」と呼ばれる方法をご紹介します。これは「ドルコスト平均法」という投資手法を用いたもので、月1回や半年に1回など、定期的なペースで同額ずつ、投資信託などをコツコツと購入するのです。特に日経平均や米国S&Pなどの指数に連動するインデックスファンドが好まれています。

投信積立のメリットは、ドルコスト平均法により、購入のタイミングが分散できることです。そのため、価格が高いときは購入量が少なくなり、価格が安いときは購入量が増えます。こうすることで、購入価格は平準化されるのです。市場が緩やかに成長を続けるようなときに、長期運用することで、より安定的に成果を享受することが可能になります。

「投信積立」は多くの証券会社で専用商品が販売されています。なかには、月々100円から積立が可能なものもあり、スタートするための「敷居が低い」という意味でも、初心者に向いているといえます。どの投資信託を選択するのかは、先述した目標設定とリスク許容度を考慮するようにしましょう。

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