投資の基本

中古マンションで不動産投資に失敗した人にありがちなトラブルとは

不動産投資では、新築プレミアムが付かない中古マンションを選ぶ人が数多くいます。ただ、中古マンションには、中古ならではのトラブルもあり、それが原因で失敗してしまう人もいます。中古マンションを購入した場合にありがちなトラブルとは、一体どのようなものでしょうか。ここでは、中古マンションの不動産投資にありがちな4つの失敗事例や、その対応策について解説します。

中古マンションで不動産投資に失敗した人にありがちなトラブルとは

事例1:購入直後に老朽設備が故障

バブル期に建てられた中古マンションの購入を一例としてみましょう。「入居者が決まって安心していた矢先、床下の給水管が破裂してしまい家財への保障や修繕のために、多額の出費に見舞われてしまった」という失敗事例です。築年数が経過した中古マンションが、新築や築浅の物件と比較して、いろいろなところが老朽化しているのは当然といえます。その中でも特に気を配りたいのが、水回りの設備と配管です。

こういう部分は、いずれ交換が必要になる箇所ですが、不具合を知らずに購入した後、すぐにトラブルに見舞われると、損をした気分になります。また、中古住宅の瑕疵担保責任は、新築よりも短く、2~3ヵ月と取り決められていることが一般的です。買い主の中には物件を安く手に入れるため、瑕疵担保責任を求めない代わりに値下げ交渉をしてくる人もいます。

もちろん、売り主が瑕疵の存在を認知していながら、買い主に告知しなかったことが分かれば、買い主は売り主に責任追及することができます。ただ、瑕疵の立証は難しいのが実情ですので、一定の築年数が経過している中古マンションを買う際は、リノベーションにより、排水管設備などの更新が済んでいる物件を選ぶと安心でしょう。さらに、ホームインスペクションがされているものだと、より安全性が高いといえます。

事例1:購入直後に老朽設備が故障

事例2:サブリースに手を出して破綻

「中古マンションで安易にサブリースを利用したところ、途中から家賃が減額されてローンの支払いが困難になり、賃貸経営が破綻してしまった」という失敗事例です。サブリースは、空室が生じてもサブリース会社が家賃収入を保証したり、家賃回収業務を代行してくれるメリットも多いのですが、デメリットもあります。

例えば、サブリース会社の都合で支払い家賃を減額することが可能な内容の契約となっているケースがあることもデメリットの一つです。中古マンションの場合、新築よりも空室リスクが高いなどの理由で、担保価値が低く評価されることもあり、場合によっては金融機関がローンの金利を高く設定してくることも少なくありません。

また、新築よりも残存耐用年数が短いため、ローンの期間が短くなる場合があります。そうなると、毎月ローン返済額が大きくなってしまいます。毎月のローン返済額が大きいのに、家賃を業者の都合で減額されたら賃貸経営は成り立ちません。サブリース契約で失敗してしまったオーナーの話は、新聞やテレビなどでも取り上げられています。もし、サブリース契約を利用する場合は、どのような失敗例があるのかを慎重に検討し、信頼できる会社と契約を結ぶようにしましょう。

事例3:高利回りの郊外物件で入居者ゼロに

「利回りが高かったので、オーナーチェンジで入居者がいる郊外の物件を購入したものの、その入居者が退去した後、次の入居希望者がまったく見つからず、大きな損を出してしまった」といった失敗事例もあります。不動産投資では、投資効率を上げるため利回りの高さを求めがちです。そのため、物件価格が安く、家賃を高めに設定している物件に飛びついてしまうことがあります。

価格の安い理由はいくつか考えられますが、駅からバスで15分もかかるような郊外の物件は、そもそも立地が悪いと言わざるを得ません。駅近物件と比較すれば利便性はかなり低いので、そこに住む理由がある人でないと選んでもらえないでしょう。不動産投資では、空室リスクを抑えるうえでも利回りよりも立地を優先したほうが賢明です。

事例4:不良入居者がいる物件で家賃回収に苦労

「オーナーチェンジで格安の中古マンションを購入したら、入居者の素行が悪く近隣住人とのトラブルの対応や、家賃回収に追われたりしてしまった」という失敗事例もあります。空室の物件ならば、購入後に自分で入居者を募集し、入居審査に自ら関わることも可能なので、こうしたリスクは低く抑えられるでしょう。

ただ、人気のある物件は空室になりにくいので、売買時にタイミングよく退去があるとは限りません。また、オーナーチェンジの場合、最初から家賃収入が見込めるという、大きな魅力もあります。購入後に、資産価値に影響するような入居者トラブルに巻き込まれてしまわないよう、オーナーチェンジで購入する場合は、必ず事前に「どのような人が住んでいるのか」についてしっかりと確認するようにしましょう。

中古マンションは潜在的なリスクを見逃さないことが成功の秘訣

今回は、中古マンションの購入でありがちな4つの失敗事例を見てきました。いずれも事前の準備をしっかりしていれば、防げるものだということは、理解できたのではないでしょうか。後々になってトラブルに合わないように、「自分に限ってそんなことは起こらない」と考えず、潜在的なリスクを見逃さないようにすることが、不動産投資で成功する秘訣といえます。

あわせて読みたいおすすめコラム
REISM Basic Seminar (無料)

長期安定資産をいかにして手に入れるのか? 基本的なことからREISMのリノベーション投資まで、初心者の方にも安心して参加できる不動産投資セミナーです。

リズムが提案する『働きながら永く持つ。時間を味方につける不動産投資術』を公開。このセミナーでは、良質な中古不動産を見極める「マーケティング分析」や入居希望者の行列ができる「リノベーションブランド”REISM(リズム)”」など、ここでしか聞けないリズム独自の成功ノウハウを分かりやすくお届けします。長期的に安定した資産形成を行うための正しい投資手法をお伝えします。

セミナー詳細はこちら
REISMの資産形成とは