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COLUMN

不動産投資コラム

預貯金だけは問題あり!「預貯金のみ」のリスクとは

あなたは、お手持ちの資産をどのような形で保有もしくは運用されていますか?当面使う当てがないお金であり、何となく預貯金に入れたままになっているという方が多いのではないでしょうか。総務省統計局の統計結果によれば、これは全国民的な傾向であることがわかります。しかし、「預貯金が安全資産である」というのはある意味、幻想かもしれません。

ある程度の預金額があっても、老後破産の恐れすらある「預貯金のみ」のリスクとはどのような問題があるのか、詳しくみていきましょう。

8割以上が安全資産という日本人のお金意識

総務省統計局が発表した、「世帯属性別にみた貯蓄・負債の状況」では、平均貯蓄額が1,820万円となっています。では、その資産をどのような形で保有しているのかといえば、62.5%が預貯金や現金、そして約30%が保険や年金です。

株などの投資に回されているお金はわずか10%程度であることがわかります。つまり、80%以上の資産を元本保証の安全資産で保有していることになります。古くからコツコツと貯金をすることに美徳を感じる私たち日本人。そのお金を投資によって増やすことには、まだ抵抗がある人がほとんどなのかもしれません。

持っているだけでは資産が目減りする時代

定期預金などが「安全資産」と呼ばれているのは、預金保険が付いていることと、株式投資などのように大きなリスクをとることがないからです。逆に考えると、この2点以外に安全である根拠はなく、むしろリスクが高いと言い換えることもできます。

その理由は、為替レートの変動によって円安になると円だけで持っている資産は相対的な価値が下がります。多くのものを輸入に頼っている日本では円安になった場合、物価が上昇するため、預貯金額は変わっていないにも関わらず、実質的には価値が目減りする事態となります。

過去20年以上に渡り日本ではデフレが進行したこともあり、現金を保有していることが最も安全とされる時期が続きました。しかし、この先インフレが起こらないという保証はなく、もしも景気は良くないのにインフレだけが進行するといった状況に陥れば、現金は大幅に資産価値を下げることになりかねません。

今のところこのような事態に直面する可能性は低いかもしれません。しかし、もしインフレが大幅に進行してしまった場合は、現金資産のみのポートフォリオでは資産を毀損するリスクを抱えることになります。

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実はリスクが高い、何となく預貯金

こうした日本人の標準的なお金意識は「円高を想定したポートフォリオ」です。今後、円高になると見込まれるため円資産を多く持っておこう、という思惑がある場合にのみ成立する保有資産の内訳(=ポートフォリオ)ということになります。ただ、前述の通り、円安進行すればダメージを受けてしまう、極めて偏ったポートフォリオといえるでしょう。

老後のためにせっせと貯金していたのに、経済情勢の変化というリスクによって事実上それを失ってしまい、最悪は老後破産という事態も絵空事ではありません。

何となく預貯金から正しい資産の分散へ

資産形成を自分で考えるべき時代には、安全資産だけでなく投資も含めたバランスの良いポートフォリオが必要です。アメリカでは個人資産のうち預貯金はわずか約13%で、株や投資信託は約47%にものぼります。これは何も投資でお金持ちになりたいという気持ちだけではなく、経済情勢の変化に備えて資産に多様性を持たせているのです。

日本人のお金意識も、このように多様性を持たせた資産形成にシフトしていく必要性が高まっています。iDeCoという投資信託を使った年金制度も始まり、老後の備えに預貯金だけでなく投資信託を組み込む考え方に国も旗振りをしています。

投資を「リスクを伴ってお金を増やす手段」として忌み嫌うのではなく、「お金を減らさないための備え」と捉え、安全資産を含めた分散型保有が求められるでしょう。

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