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資産形成
【30代・40代向け】資産家になるには?共通点と現実的なステップを徹底解説!
「資産家」と聞くと、生まれつき特別な環境にいる人や、ごく一部の才能ある経営者を想像し、「自分には到底無理な話だ」と感じてしまうかもしれません。しかし、本当にそうでしょうか?
実は、現代の資産家の多くは、遺産に頼ることなく、自らの力で一代で富を築いています。特に、働き盛りの30代・40代は、信用力と時間を味方につけられる、資産家を目指す絶好のスタートラインに立っているのです。
この記事では、「資産家とは何か?」という基本的な定義から、彼らに共通する思考や行動、そして、あなたが今日から始められる現実的なステップまでを徹底的に解説します。夢物語ではない、着実な資産形成のロードマップを手に入れましょう。
目次
1. 資産家とは?定義と種類を正しく理解しよう
まず、目標となる「資産家」について正しく理解することから始めましょう。具体的な定義を知ることで、目指すべきゴールが明確になります。
1-1.「資産家」の明確な定義とは?富裕層・超富裕層との違い
一般的に「資産家」に法律上の明確な定義はありませんが、金融業界では、株式会社野村総合研究所が発表する市場調査レポートの分類が広く用いられています。この調査では、預貯金、株式、投資信託などの金融資産から、住宅ローンなどの負債を差し引いた「純金融資産保有額」に基づいて、世帯を5つの層に分類しています。
このうち、純金融資産1億円以上5億円未満の「富裕層」と、5億円以上の「超富裕層」を合わせた層が、一般的に「資産家」と呼ばれています。
| 分類 | 純金融資産保有額 | 世帯数 | 全体に占める割合 |
|---|---|---|---|
| 超富裕層 | 5億円以上 | 11.8万世帯 | 0.2% |
| 富裕層 | 1億円以上5億円未満 | 153.5万世帯 | 2.8% |
| 準富裕層 | 5,000万円以上1億円未満 | 403.9万世帯 | 7.3% |
| アッパーマス層 | 3,000万円以上5,000万円未満 | 576.5万世帯 | 10.3% |
| マス層 | 3,000万円未満 | 4,424.7万世帯 | 79.4% |
(出典:株式会社野村総合研究所「NRI富裕層アンケート調査」より作成)
2023年時点で、富裕層・超富裕層は合計で約165万世帯存在します。まずは純金融資産1億円という最初の目標を目指すのが、現実的な第一歩と言えるでしょう。
1-2. 資産家の構成要素:金融資産と実物資産
資産家のポートフォリオ(資産の組み合わせ)は、大きく分けて2つの要素で構成されています。
- 金融資産:現金、預貯金、株式、債券、投資信託など、金融市場で取引される流動性の高い資産です。
- 実物資産:不動産(土地・建物)、金、美術品など、それ自体に物理的な価値がある資産です。インフレに強く、金融危機などの際に価値が安定しやすい特徴があります。
資産家は、これら性質の異なる資産をバランス良く保有することで、リスクを分散し、安定的に資産を増やしています。特に不動産は資産としての価値だけではなく、家賃収入という継続的なキャッシュフローを生み出すため、資産形成の強力なエンジンとなり得ます。
2. 30代・40代から資産家を目指す!共通する思考と行動特性
一代で富を築いた資産家には、どのような共通点があるのでしょうか。彼らの思考や行動特性を学ぶことは、資産家への道を歩む上で欠かせない羅針盤となります。
2-1. 遺産に頼らない資産形成の重要性と可能性
多くの人が誤解していますが、現代の資産家の多くは遺産相続に頼っていません。「親が資産家だから」というケースはむしろ少数派で、ほとんどが自分の才覚と努力で資産を築いています。
彼らは「自分には何もない」からこそ、「どうすれば資産を築けるか」を真剣に考え、行動します。この「ゼロから生み出す」という強い意志と当事者意識こそが、資産形成の最大の原動力です。遺産がないことは、ハンデではなく、むしろ成功への強い動機付けとなり得るのです。
2-2.「収入」を増やす視点と「支出」を減らす視点
資産形成の基本は「収入 – 支出 + (資産 × 運用利回り)」という式で表せます。資産家はこの式のすべての要素を最大化しようと努めます。
- 支出を減らす(守り):資産家の中には、意外なほど質素な生活を送っている人もいます。無駄な見栄や浪費を徹底的に排除し、本当に価値のあるものにだけお金を使います。まずは家計を見直し、固定費を削減するなど、支出をコントロールすることが第一歩です。
- 収入を増やす(攻め):しかし、節約だけでは限界があります。資産家は同時に、本業でのスキルアップや昇進、あるいは副業や起業によって、収入の絶対額を増やす努力を惜しみません。守りだけでなく、攻めの姿勢も不可欠です。
2-3. お金について継続的に学習する習慣
資産家は、お金に関する知識の重要性を誰よりも理解しています。彼らにとって、学習は学生時代で終わりではありません。経済ニュースのチェック、金融や不動産に関する書籍の読破、セミナーへの参加など、社会人になってからも貪欲に学び続けます。
市場は常に変化し、新しい金融商品や税制が生まれます。この変化に対応し、最善の選択をし続けるためには、継続的な学習という「自己投資」が何よりも大切なのです。
2-4. 積極的に資産運用に取り組む姿勢と知識
日本人は貯蓄を美徳とする傾向がありますが、超低金利時代の今、銀行にお金を預けているだけでは資産はほとんど増えません。資産家は、お金に働いてもらう「資産運用」が不可欠であることを知っています。
もちろん、投資にはリスクが伴います。しかし、彼らはリスクを正しく理解し、コントロールしながら、積極的に資産運用に取り組みます。最初は少額からでも、NISAやiDeCoなどを活用して投資を始めるという「行動力」が、将来の大きな差を生み出します。
2-5. 複数種類の収入源を持つ工夫とリスクヘッジ
「卵は一つのカゴに盛るな」という投資格言があります。これは収入源についても同様です。資産家は、一つの収入源に依存することのリスクを理解しています。
たとえば、会社の給与だけに頼っていると、会社の業績悪化やリストラで収入が途絶える可能性があります。そこで彼らは、給与収入に加えて、不動産からの家賃収入(不動産所得)や、株式からの配当金(配当所得)など、複数の収入の柱を構築します。これにより、経済的な安定性を高め、リスクをヘッジしているのです。
2-6. 時間の価値を理解し、長期的な視点で投資を継続する忍耐力
資産形成は、短距離走ではなくマラソンです。資産家は、一夜にして生まれるわけではありません。彼らは「時間」が持つ力、すなわち「複利の効果」を最大限に活用します。
複利とは、運用で得た利益を再び投資することで、利益が利益を生む雪だるま式の効果のことです。この効果は、時間が長ければ長いほど絶大なパワーを発揮します。だからこそ、彼らは目先の市場の変動に一喜一憂せず、長期的な視点に立ってコツコツと投資を継続する「忍耐力」を持っているのです。
3. 現実的に資産家になるための具体的なステップ
資産家の思考を学んだところで、次は何をすればいいのでしょうか。ここからは、30代・40代のあなたが今日から始められる具体的なステップをご紹介します。
3-1. まずは自己資金を貯める!家計の見直しと節約術
どんな投資を始めるにも、元手となる「種銭」(たねせん)が必要です。資産家への道の最初のステップは、自己資金(貯金)を貯めることです。
まずは家計簿アプリなどを活用して、自分のお金の流れを正確に把握しましょう。そして、通信費や保険料、サブスクリプションサービスなどの「固定費」を見直すことから始めます。外食を減らして自炊を増やすなど、日々の「変動費」を少し意識するだけでも、着実にお金は貯まっていきます。まずは生活費の3ヵ月〜半年分を緊急用の資金として確保し、それとは別に投資用の資金を貯めていくことを目標にしましょう。
3-2. 投資の基本を学ぶ:金融商品の種類とリスク・リターン
種銭を貯めながら、同時進行で投資の基本を学びましょう。世の中には様々な金融商品がありますが、それぞれに特徴とリスク・リターンの関係があります。
- ローリスク・ローリターン:国債、預金など
- ミドルリスク・ミドルリターン:投資信託、不動産投資など
- ハイリスク・ハイリターン:株式投資、FXなど
まずは、税制優遇のある「NISA」や「iDeCo」から、少額で投資信託を始めてみるのがおすすめです。投資の経験を積みながら、自分に合った投資スタイルを見つけていきましょう。
3-3. ポートフォリオ構築の考え方:分散投資の重要性
資産運用でリスクを管理するための基本戦略が「分散投資」です。これは、投資先を一つの商品や国・地域に集中させるのではなく、複数の異なる値動きをする資産に分けて投資することです。
たとえば、株式と債券、国内と海外、金融資産と実物資産(不動産など)といったように、資産を分散させることで、どこか一つの資産が値下がりしても、他の資産の値上がりでカバーできる可能性が高まります。自分なりのポートフォリオ(資産の組み合わせ)を構築することが、安定した資産形成の鍵となります。
3-4. 専門家・プロの力を借りるメリットと選び方
資産形成は、すべてを自分一人でやる必要はありません。むしろ、専門家の知識や経験を活用することで、より効率的かつ安全に目標を達成できる可能性が高まります。
ファイナンシャルプランナー(FP)や、信頼できる不動産投資会社の担当者などは、あなたの心強いパートナーになります。信頼できる専門家を選ぶポイントは、「あなたの目標や状況を親身に聞いてくれるか」「メリットだけでなくリスクもきちんと説明してくれるか」「豊富な実績や専門知識があるか」などです。複数の専門家と話してみて、最も信頼できると感じる人を見つけましょう。
4. 資産形成の柱として「不動産投資」を検討する
様々な投資手法がある中で、なぜ資産形成の柱として「不動産投資」が有効なのでしょうか。それは、特に30代・40代のサラリーマンにとって、他の投資にはないユニークなメリットがあるからです。
最大のメリットは「レバレッジ効果」です。不動産投資では、金融機関からの融資を利用して、自己資金以上の規模の投資が可能になります。これは、社会的信用のある30代・40代だからこそ活用できる大きな強みです。
また、家賃収入という安定したインカムゲインは、給与以外の第二の収入源となり、経済基盤を強固にします。さらに、不動産はインフレに強い実物資産であり、ローンを組む際に加入する団体信用生命保険は生命保険の代わりにもなります。このように、不動産投資はポートフォリオの中核を担う、非常にバランスの取れた投資手法なのです。
5. 資産家になることで得られる人生の自由と変化
資産家になることは、単にお金持ちになることだけがゴールではありません。その先には、今とはまったく違う、豊かで自由な人生が待っています。
5-1. 経済的な不安からの解放と精神的なゆとり
「来月の支払いは大丈夫だろうか」「もし病気で働けなくなったら…」といった、お金に関する日々の不安から解放されます。お金の心配をしなくて済むことは、何物にも代えがたい精神的なゆとりをもたらし、心穏やかな毎日を送れるようになります。
5-2. 老後の生活費への心配がなくなり、安心して過ごせる
年金制度への不安が叫ばれる中、自分自身で老後の生活基盤を築けることは大きな安心につながります。不動産からの家賃収入などは、公的年金に上乗せする「自分年金」となり、趣味や旅行など、ゆとりあるセカンドライフを実現させてくれるでしょう。
5-3. 早期リタイアや好きな仕事を選ぶ働き方の実現
経済的な基盤が確立すれば、必ずしも会社に縛られて働く必要はなくなります。いわゆるFIRE(経済的自立と早期リタイア)を実現することも夢ではありません。また、リタイアしなくても、「収入のため」ではなく「やりがいのため」に好きな仕事を選んだり、起業に挑戦したりと、働き方の選択肢が劇的に広がります。
5-4. 時間の自由と選択肢の増加
経済的な自由は、「時間の自由」をもたらします。やりたくない仕事に費やしていた時間を、家族との時間や、趣味、自己投資など、自分が本当に大切にしたいことに使えるようになります。人生におけるあらゆる場面で、お金を理由に諦めることがなくなり、選択肢が大きく増えるのです。
5-5. 社会貢献や自己実現の可能性が広がる
経済的な余裕は、自分のためだけでなく、社会のために何かをしたいという欲求を満たすことにもつながります。慈善団体への寄付や、文化・芸術活動の支援、社会起業家の育成など、より大きなスケールでの社会貢献や自己実現の可能性が広がります。これは、資産家になることの究極的な魅力の一つと言えるでしょう。
6. 資産家への道は一歩から!まずは投資の可能性について相談しよう
資産家になるための道のりは、決して平坦ではありません。しかし、正しい知識を身につけ、着実にステップを踏んでいけば、30代・40代からでも十分に実現可能な目標です。
6-1. 資産家になるための第一歩を踏み出すために
記事で学んだことを、ぜひ今日から実践に移してみてください。まずは家計を見直し、投資の勉強を始める。その小さな一歩の積み重ねが、10年後、20年後のあなたの未来を大きく変えるはずです。大切なのは、「自分には無理だ」と諦めずに、行動を起こすことです。
6-2. 不動産投資の相談で未来を拓く
もし、あなたが資産形成の柱として不動産投資に可能性を感じたなら、ぜひ一度専門家に相談してみてください。自分の年収でどれくらいの物件が買えるのか、どのようなリスクがあるのか、具体的な話を聞くことで、漠然としたイメージが明確な目標に変わります。あなたの未来を拓くための相談が、資産家への最も確かな第一歩となるでしょう。
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REISMコラム編集部
編集者
「不動産投資やお金の知識をわかりやすく学ぶ」そのために資産形成の基本的な情報から、不動産投資の基本やリスクなど、お金に関するお役立ち情報を紹介いたします。

