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不動産投資やお金の知識をわかりやすく学ぶ

あなたが「投資はやめとけ」と言われる6大理由と失敗しないための5条件

新NISAがスタートし、「貯蓄を投資に回そう」と考える方が増えてきました。しかし、いざ自分が投資をはじめようとすると、周りから「投資なんてやめとけ」とストップがかかることもあります。

そうすると何となく不安になり「やっぱりやらないほうがいいのかな」と考えてしまう方もいるかもしれません。

本記事では、周りから投資を止められた経験がある方、またはそのような記事を読んで不安になった方向けに、「投資はやめとけ」と言われる理由についてまとめました。また、どのようにすれば自信をもって投資をスタートできるのかについても、わかりやすく解説しています。

あなたが「投資はやめとけ」と言われる6大理由と失敗しないための5条件

1.「投資はやめとけ」と言われる6大理由

「投資はやめとけ」と言われる6大理由

これから投資をスタートとしようとする方に対して、「投資はやめとけ」と止める立場の方が、なぜそう言うのか、その理由を6つにまとめています。止められた理由がわかると、不安も減り、投資に対する姿勢も変わっていきます。

  1. 預貯金を減らすことへの抵抗感
  2. 「投資」と「投機」の違いがわからない
  3. 投資商品の内容が理解できていない
  4. そもそも経済全般の知識が少ない
  5. 投資先を疑っている
  6. 単にネガティブで何でも反対する

1-1.預貯金を減らすことへの抵抗感

投資をするということは、口座にあるお金を投資に回すのですから、預貯金は減ります。投資をしない方は、投資でお金を増やすという感覚はわからず、口座からお金が減る部分だけがわかります。その結果、将来のためのお金が減るから「やめとけ」となります。

頭金と融資が必要なタイプの投資である不動産投資の場合も、借金が増えるような感覚になるので「やめとけ」となります。たしかに実際に不動産を購入するときに融資は受けますが、その返済原資は入居者の家賃ですので、返済は入居者がしてくれます。

しかし、そのことがうまく理解できないため、融資を受けることや、頭金を支払うことに意識が向いてしまいます。その結果、お金を借りることに不安を感じるので「やめとけ」となります。

1-2.「投資」と「投機」の違いがわからない

投資は、将来が有望だと思えるものに長期間、資金を投じることです。投機は相場の変動を利用して、短期間で利益を求める取引のことで、場合によっては大きな損失が出る可能性があります。

投資も投機も元本保証がないという点では同じですが、投資は長い目で見て、計画的にお金を増やしていくという点が、大きな違いです。

一般的に儲け話と言われるものは、ハイリスクで大きなリターンを短期的に狙うという意味合いが含まれているため、内容は投機です。このような言葉の違いを理解していないと、長期的な資金の成長にお金を投じることも、同じように危険な行為だとみなされてしまい「やめとけ」となります

1-3.投資商品の内容が理解できていない

世の中にはさまざまな投資商品がありますが、どの商品にも資金を増やすための綿密な計画があります。

例えば金融機関が提供する商品には目論見書、株式投資には企業のIR情報、その他の投資方法にも必ず事業計画や経営計画があり、そこから投資判断に必要な情報を得ることになります。

ただし、このような資料や情報は一般的には難しい内容であることが多く、投資に興味がない方にとっては非常に読みづらいものです。内容を説明しても、十分に理解してもらえない可能性が高いでしょう。

その結果、よくわからないものにお金を投じることに不安を感じ、とりあえず「やめとけ」となります

1-4.そもそも経済全般の知識が少ない

投資をする人としない人は、性格やお金に対する考え方、経済知識の有無などが異なります。そのため、ご自分よりも社会的に立場が上の方、仕事で頼りにしている方であっても、その方に投資知識と経験がなければ、投資の相談相手としては不適切です。

特に、上司や先輩、年長の親族などは、社会経験が自分よりも長いため「投資なんかやめとけ」と諭されると、一気に不安感が増してしまいます。相談をする際には、その方の投資経験も踏まえたうえで、判断するようにしてください。

現在の日本は、口座にあるお金を投資に回すように政府が後押しをしています。諸先輩が若かったころと比較すると、投資に関する情報量が違います。貯蓄が最善と教わった時代と現在とでは、お金と投資に関する考え方が変わっていることを踏まえたうえで、「やめとけ」の言葉を受け取るようにしてください。

1-5.投資先を疑っている

「やめとけ」と言った相手に経済知識がある場合は、投資先を疑っている可能性があります。実際、ネットにこれほどの情報があふれる今でも、危険な儲け話に乗ってしまい、大金を失う方は後を絶ちません。

ほとんどの投資会社は、適切に利益を確保しながら健全経営をしていますが、中には投資詐欺に近い会社も存在します。経済知識がある方であれば、高利回りを保証した投資先に対して、どうしてそんな利益が出せるのかなど、細かな質問をいくつもすることで、投資先と投資会社への信頼度を測ることもできます。

そのような質疑応答をしっかりせずに、担当者の説明を鵜呑みにしていると判断した場合は、老婆心として「やめとけ」と提案してくれている可能性があります。投資資料などは、自分で学び確かめるという姿勢を持つことで、トラブルを回避できます。

1-6.単にネガティブで何でも反対する

新しいことをはじめることに対し、基本的にネガティブな方はいらっしゃいます。このようなタイプは、はじめるものが何であっても、基本的に「やめとけ」となります。

特に投資に詳しくない場合は、よくわからないものにお金を投じるということに、大きな不安を抱きます。日本人は投資について、親や学校で教わらないまま大人になっているため、投資という未知のものに不安感や恐怖感を抱くのは仕方がないと言えます。

話をしたご自身も、投資に興味を持つ前は同じような反応をしていた可能性があります。共感できる理由で反対され、自分の力量不足で説得することができずに、歯がゆい思いをすることもあるかもしれません。さらに、そのことが原因で投資全般に関して自信がなくなってしまう可能性もあります。

このような場合は、まずは投資についてよく学び、そのうえで自分が気になっている投資方法に関して正しい知識を身につけていくことで、不安を自力で解消できます。情報を正しく理解していれば、わからないことに対して不安感や恐怖感を持つ方へ、自信をもって投資の説明ができるようになります。

2.こんな6タイプなら「投資はやめとけ」は正解です

1章では、投資を止める相手側の理由を解説しました。本章では、投資をする当の本人側に理由があるケースを紹介します。次のような6タイプのどれかであるが故に、「あなたに限っては、投資はやめとけ」と言われている可能性もあるため、当てはまった場合は対策を読んで参考にしてください。

  1. 勉強をしないタイプ
  2. 問題を1人で抱え込むタイプ
  3. すぐに結果を求めるタイプ
  4. 楽をして儲けようとするタイプ
  5. 心配性なタイプ
  6. お金の管理ができないタイプ

2-1.勉強をしないタイプ

どのような投資であっても、勉強をしたがらない方は、投資そのものに不向きであると言えます。勉強をしない方は、次のような理由でも投資をスタートしてしまいます。

  • 投資が流行っているから
  • 友達がやっているから
  • 人からすすめられたから
  • 成功している人をみて「自分も」と思ったから
  • ネットや動画で見て簡単そうだったから

ノリや雰囲気でパッとはじめられるのは長所でもありますが、勉強をしないため間違った情報を掴んでしまうと、投資詐欺などに遭ってしまう可能性が高くなります。

【対策】
ご自分が勉強をしないタイプだという自覚がある方は、はじめのうちは投資会社のいうことを鵜呑みにしないでおいてください。そして最低でも、その業界の専門用語だけでも事前に学んでおき、営業の方が言っていることを理解できるようにしておいてください。

一生懸命勉強をしなくても、似たような投資情報を複数の会社から得ることで、何となくでも理解できるようになります。本や資料を読み込むのが苦手な方は、YouTubeなどの動画でもよいので複数のチャンネルで類似した情報を繰り返し視聴するようにしてください。

同じお話を何度も聞いていると、普段とは違うことを言っていると「あれ?」と感じます。それが自分の知らない情報であった場合は、あとで調べるようにすることで投資トラブルを回避できる可能性が高くなります。

2-2.問題を1人で抱え込むタイプ

前出の勉強をしないタイプと比較すると、1人で抱え込むタイプの方は投資で失敗する確立ははるかに低くなります。しかし、投資には幅広い知識が必要であり、投資方法によってはプロにお願いしたほうがうまくいくケースもあります。

例えば不動産投資であれば、物件購入後の物件管理や入居者対応、確定申告などは、はじめから不動産管理会社や税理士などのプロに任せるのが一般的です。

何でも自分で抱え込むタイプの方は、人には頼まず勉強をして自分でやろうとする傾向があるのですが、プロではない方が1人で対応しようとすると、かえって経営上の損失を招くこともあります

【対策】
確実な投資結果を出すためには、必要なときにはプロの知識と経験にお金を出して頼り、信頼できる専門家とパートナーシップを組みながら、問題を一緒に解決していく姿勢が大切です。

また、1人でやろうとする理由が「お金がもったいないから」という場合でも、のちのちに大きな損失を出さないためには、専門分野はプロの方にお願いしておくほうが、リスクを最大限に回避したうえで利益も得やすくなります

2-3.すぐに結果を求めるタイプ

投資は将来が有望だと思える投資先に、長期的に資金を投じることです。長期であることが前提ですから、短期の結果を求めてお金を投じて利益を得るのは、利ざやを狙った「投機」になります。

市場にある投資商品のほとんどは基本的に将来に向けた資産形成のため、老後資金のためなど、長期的な目標設定があり、目標達成に必要な方法と期間があります

そのため、短期でパッと儲けたいと考える方には、投資は向いていません。また、そのような考えで投資をはじめても、思ったような利益は得られない可能性が高いと言えます。

【対策】
投資による失敗とは、設定した目標と期間の中で、目標通りの結果を得られないことです。

つまり、投資は目標と期間が必ずセットになっており、期間中に結果を出すためのプロセスとして、より確実に結果が出やすいものを選択しています。これは、会社の設備投資や人材投資などでも同じですので、目標と期間が設定されていないものにお金を投じることが、いかに無謀かをご理解いただけるかと思います。

資産を増やしたいのであれば、目標と期間が設定された投資先に、ある程度の期間、腰を据える気持ちでお金を投じるようにしてください。

2-4.楽をして儲けようとするタイプ

投資をすると、貯蓄よりもお金が増えるスピードが早くなるため、将来的には資産が増えて豊かになれる可能性があります。しかし、投資をはじめる=働かなくても良い、というわけではありません

投資は結果が出るまでに時間がかかりますし、投資のプロになるわけではありませんから、投資で良い結果が出たとしても、今の給与収入を超えるほど稼げるようになるケースは稀です。

また、投資資金が無限にあるわけではないので、生活資金は給与収入、投資資金はボーナスや投資利益などのように、生活のためのお金と投資のためのお金は、別に考えておく必要があります。

そのため、生活のベースになる給与収入はもらいながら、ご自分のできる範囲での投資枠で資産形成を続けていくのが、長い目で見たときには最も効率が良く、そして失敗を最大限に回避できる方法と言えます。

【対策】
ネット上には、「普通の主婦や会社員が、少ない投資額で億を稼いだ」などの記事が目立ちますが、そのようにもてはやされている方でも、実際には限られた時間とお金のなかで地道に投資の研究をした末に、大きな結果を得ています。

このようなことも、生活ベースがしっかりしているからこそ、途中結果の波に左右されずにできることです。楽をして儲かる投資は存在しないと思ってください

2-5.心配性なタイプ

心配性の方は、投資には向いていないと言えます。投資には複数のリスクがありますので、うまくいく可能性もある代わりに、うまくいかない可能性もあります。

多くの方は、このことを理解したうえで自分にとって許容できる範囲のリスクをとり、投資をします。しかし、心配性の方は、わずかなリスクでもとても不安になりますので、仮にリスクが低い商品で投資をはじめたとしても、毎日、気が気ではありません。

そのため、しょっちゅうスマホの投資情報を見ては、10円上がった・下がったことで一喜一憂することを繰り返すので、結果が出るより先に精神的にまいってしまいます。こういう方には、決まった金利で微増でも確実に増えていく、定期預金などのほうが向いていると言えます。

【対策】
投資と名の付くものには、原則的に元本保証はありません。投資リスクを抑えることはできますが、リスクをゼロにすることはできないのです。

このことを前提に、心配性の方は投資を見送るか、または心配をカバーできるほど勉強をして、投資内容への理解を深めることで、不安を解消できます。

2-6.お金の管理ができないタイプ

投資は長期ですることが前提であるため、将来的に自分が目指す資産額までもっていけるのかを、定期的に見直す作業が必要です。

例えば、投資信託や株式投資であれば、思ったような運用結果になっているかをチェックします。損失が大きい場合は、どこで引き上げるべきか、代わりの投資先はどこかなど、最終的な目標資産額に到達させるためのメンテナンスをしていきます。

不動産投資であれば、家賃収入とローン返済額のバランスをとりながら、経費や税金などをコツコツと管理します。その間にも、家賃が下がる・空室が発生する・金利が上がるなどの、さまざまな局面に対し、適宜対処していく必要があります。

毎月のお金の管理までプロに依頼する必要はありませんが、どの投資方法であっても、その専門家が提示した投資の成長曲線に乗っているのかどうかは定期的に確認をし、うまくいっていない場合はその理由を検証して次の一手を考えなければなりません。

【対策】
お金の管理ができない方は、これら一連の作業ができませんので、投資結果に対して自分で責任を持つことが難しくなります。うまくいっているのであれば良いのですが、マイナスになっている場合でも、その後、どうするべきかを管理できないため、さらなるマイナスを呼び込む可能性が高くなります。

お金の管理が苦手な方で投資をしたい方は、管理体制までがセットになっている投資プランを見つけるようにしてください。不動産投資であれば、購入物件探しから不動産管理までをトータルで管理してくれる会社であれば、管理が苦手でも問題なくマンション経営ができます。

3.誰がやっても大丈夫な投資の5大条件

ここまでは、「投資はやめとけ」と言った方・言われた方の特徴について説明をしてきました。両者の話を総合すると、「やめとけ」にならない投資条件は、次の5つに絞られてくることがわかります。

  1. 少額でもスタートできる
  2. 長期の運用計画がある
  3. 学習体制が整っている
  4. 投資対象が確認できる
  5. 信頼できるパートナー会社の存在

3-1.少額でもスタートできる

投資のために使う資金が少額からでも良いのであれば、口座預金を減らすことなく、万が一の損失も最小限にした状態で、スタートできます。

どのくらいの金額を少額とするのかは、その方の年収や預貯金額によりますが、目安として「失っても生活に支障が出ない」金額の範囲であれば、少額の投資と言えます。

不動産のような大きな金額のものを購入してはじめる投資でも、不動産投資のしくみをしっかりと理解すると、少額スタートができることがわかります。

不動産投資は、自己資金以外に融資を使って投資ができます。借りたお金は全額を分割(ローン)で返済し、その返済原資は入居者からの家賃というのが不動産投資の原則です。そのため、入居者付きが良い、物件価値が高いとされるマンションの条件がそろっていれば、自己資金が少なくても投資をスタートできます。

3-2.長期の運用計画がある

本記事で何度も繰り返し出てきていますが、投資は目標と期間がセットで設定されています。投資経験が少なく長期の結果がイメージできない場合は、中長期の計画を作ってみると現実味がある数字が出てきます。

長い時間の間には、思ったような結果が出せない時期もありますので、そのような状況も想定して計画を立てるようにしましょう。こうした計画があることで、途中経過も「想定範囲」であることが理解できますので、運用する金額が増えてきても精神的な負担は軽くなる傾向があります。

3-3.学習体制が整っている

同じ投資商品の中でも、学習のための資料や環境が整っているものは、比較的多くの方が投資に参加している傾向があります。過去にも多くの方が参加してきている分、参考にすべき事例も多いため、投資計画にも納得感を得られる可能性が高いと言えます。

学習体制とは、例えば無料や有料のセミナー、DVDや動画、書籍や資料、個別相談会など、投資をする方の習熟度によって、適切なサポートが受けられる環境が整っていることです。

株式投資であれば証券会社の主催する初心者向けセミナーや投資信託に関する講座、不動産投資であれば、不動産会社が主催する不動産投資セミナーなどが該当します。

3-4.投資対象が確認できる

投資の種類には、資金を投下する対象を目で見て触って確認できるタイプと、そうではないタイプがあります。目で見て触れるものには、例えば不動産や金などがあり、これらを実物資産と言います。

実物資産は、投資の対象を自分で見に行って確認でき、自分で保管・所有しておくことができる点で、安心感があります。

一方で、株式投資やFXなどは実物のない投資先です。お金を投下する対象である、企業や通貨は存在しているのですが、これらが手元にあるわけではありません。

「投資はやめとけ」と言われる理由のひとつに、「投資商品の内容が理解できていない」がありますが、実物資産は投資対象を直接確認できますので、不安要素が低い投資方法と言えます。

3-5.信頼できるパートナー会社の存在

投資の勉強をして準備をしていても、はじめての投資は、わからないことばかりです。そんなとき、わからないことを何でも相談できて、適切な指導をしてくれるコーチのような存在がいれば、心強いと言えます。

REISMでは、はじめての不動産投資をお考えの方に向けて、丁寧な講義と相談対応で、どなたでもご自分の目指す投資結果が得られるように、サポートをしています。

不動産投資で良好な結果が得られるパターンはごく限られていますが、実際にそのような成功ルールに厳密に則った経営サポートをしている会社は、多くはないと言えます。

REISMでは、都心部一等地にある、築年の古いマンションにフルリノベーションをかけ、物件に全く新しい価値を生み出すという方法で、他では真似のできない結果を出し続けています。

入居者候補が内見をしたときに「あ、ここに住みたい」と強く思ってもらえるような、吸引力のある間取り設計とデザインで、多くの成約を引き寄せます。そして、ここに住み続けたいという入居者の存在により、マンション経営は長期にわたって良好になり、その結果、オーナーの希望していた投資結果に着実に近づいていきます。

このような、根拠と実例のある投資方法を、はじめて不動産投資をする方でもわかるように、丁寧にサポートをしています。まずは、無料の不動産投資セミナーにいらしてみてください。

4.投資で失敗しないために大切な3つのこと

誰から「投資はやめとけ」と言われても、最終的な決断をするのはご自分です。いろいろ考えたけれども、やっぱりやってみたいと思った場合は、次の3つのことに気をつけると、投資による失敗を遠ざけることができます。

  1. 投資目的をハッキリさせる
  2. しっかりと勉強をする
  3. はじめる前に専門家に相談をする

4-1.投資目的をハッキリさせる

投資を何のためにするのか、先にハッキリさせておきます。金額だけを設定するよりも、先に目的を設定し、そのためにはいくら必要だから、この金額を作るという風に、ゴールありきではじめるほうが、投資はうまくいきやすくなります。

例えば、老後資金に不安があるならば、定年までの20年間で1,000万円の資金を作る、などのように、具体的な目標設定に合わせた金額を出します。目標金額と期間の設定があると、そうなるためには今からどのくらいの利率で毎月いくら資金投下すべきなのか、などが具体的にわかってきます。

投資は長期戦になるため、あまりパフォーマンスの良くない時期も出てきますが、そんな時でも最終的に何のためにこの投資をしているのかがハッキリしていると、不用意に売却をしてしまうなどの選択をせずに、地道に資産を作っていくことができます。

4-2.しっかりと勉強をする

どのような投資をする場合も、しっかりと勉強はしたほうが良いと言えます。これは、知識を付けなければ投資ができないのではなく、正しい知識があると投資に失敗しにくくなるためです。

何もかもはじめから完璧にしようとするのではなく、最初は基礎的なことだけを理解して、あとは少ない金額で試しながら勉強を続けていくことで、投資の成功確率を自力で高めていくことができます。

また、勉強は必ずしも机に向かっている必要はなく、通勤時間やランチ休憩などのスキマ時間でもできます。投資に関する書籍もたくさんありますが、電子書籍にすればスマホで少しずつ読みすすめていくことができます。

このような方法であれば、やってみたいというタイミングや、理解の進み具合に合わせて、勉強の範囲を広げていくことも可能です。さまざまな角度から知識を得ていくと、次第に総合力がついていきます。

4-3.はじめる前に専門家に相談をする

勉強は自分でできる範囲と、プロの助けが必要な範囲があります。プロのサポートが必要なときには、その投資の専門家がいる企業のセミナーや相談会などに積極的に参加して、正しい知識を増やしていってください。

大切なのは、専門家からのアドバイスは投資をスタートする前の段階でもらっておくことです。投資をはじめてから相談に行き、「ちょっと違いますよ」と言われても、投資内容によっては、途中で後戻りができないこともあります。

同じ投資をするのであれば、なるべく遠回りをしないで目標に近づけるほうが良いので、先達の知恵は最大限に活用してください。不動産投資のことであれば、REISMの不動産投資セミナーが便利です。

不動産投資の基礎から、時節に沿った最新の投資戦術も含めて、不動産投資で結果を出すための正しい知識を、惜しみなくお伝えしています。

5.まとめ

「投資はやめとけ」と言われる、さまざまな理由についてまとめました。止める立場・止められる立場を合わせた視点から見ると、「やめとけ」となる一番の理由は、どちらかまたは双方に、投資に関する正しい知識が不足しているためであることがわかりました。

また、止める立場・止められる立場の双方にとって、実際に目で見て触ってその価値を確かめられる実物資産は、比較的、不安感も少なく、理解もしやすい投資方法であることもお分かりいただけたと思います。

実物資産の中でも、不動産投資は成功するための投資方法が確立しており、継続的にサポートをしてくれる不動産会社も存在します。まずは、不動産投資セミナーに参加をして、知識を深めるところからスタートしてみてはいかがでしょうか。

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