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不動産投資
投資をするならここをチェック!ワンルーム物件の間取図の見方を解説
ワンルームマンションのような不動産投資では、入居中の物件を購入する場合、間取り図面だけを見て購入することが多いです。
実際に中を見ることができないため、図面からどのような部屋であるか想像する力が必要となります。
図面にはかなり多くの情報が載っており、今後、空室が発生しやすい物件かどうかが分かります。
そこで今回の記事では、ワンルーム投資における図面のチェックポイントについて解説いたします。
大型家具の配置を想像する
一般的にワンルームマンションは、狭いという特徴があります。
狭いがゆえに生じる問題は、ベッドや机といった大型家具を配置しにくいという点です。
入居希望者をワンルームに案内したとき、断られる理由としては、「ベッドが置けない」というケースが多いです。
実際にベッドが置けない部屋はほとんどありませんが、正確に表現すると、「ベッドを置くと変なデッドスペースが生じる」部屋が入居の決まりにくい原因なのです。
ベッドが置けない部屋とは、例えば台形型やL字型等のいびつな形をした部屋です。台形型の部屋などはベッドを置くことで、小さい三角形のデッドスペースが発生することがあります。
広い部屋であればデッドスペースも広いため、それなりに有効活用できますが、狭い部屋に生じるデッドスペースは、本当に使えない空間となります。
よって大型家具をスッキリ配置できるかどうか、想像しながら図面を見るようにして下さい。
柱や梁を想像する
2つ目に図面で見るべきポイントは、柱と梁です。
通常柱は、部屋の四隅に四角形で記載されています。
柱は部屋にボコっと出てきますので、部屋を使いにくくする原因にもなります。
基本的には、室内に柱の出っ張りがない物件ほど良い物件です。
また、柱と柱の間には梁が通っています。梁とは柱に横たわっている天井や屋上を支える躯体です。
たまに、部屋の中に梁が通っている物件があります。天井から梁が出ていると、照明の光やエアコンの空気が届きにくくなります。
部屋の中に梁が通っているような物件は、他のメリットと考え合わせて検討するようにして下さい。
キッチンの位置
3つ目は、キッチンの位置です。
ワンルームの場合、キッチンは廊下に配置されていることが多いですが、まれに部屋の内側に配置されている物件があります。
キッチンが部屋の内側にある物件は、臭いが部屋に充満するため、特に女性に敬遠されることが多いです。
また、キッチンが廊下にあったとしても、扉や引戸で部屋ときちんと区切れることが必要です。
料理をしない男性でも、ワンルームでは、キッチンで歯磨きをすることがあるでしょう。
部屋の中にキッチンが入っているよりは、廊下に配置され空間的に分かれている物件の方が、入居者の心象は良いです。
脱衣所の有無
4つ目は、脱衣所スペースがあるかどうかの確認です。
ワンルームは単身者しか住みませんが、親や友人が部屋に泊まりに来ることがあります。
このとき、困るのが脱衣所のない部屋です。
廊下から直接、バスに入るような設計となっている物件には脱衣所がありません。
洗面所を通ってバスに入るような設計になっていると、その洗面所が脱衣所代わりとなります。
ワンルームからワンルームへ引っ越してくるような人は、脱衣所の有無を気にする人も多いです。
以前住んでいたワンルームに脱衣所がなく困った経験をした人であれば、脱衣所があるだけで物件を気に入ってくれることもあります。
間口の狭く長細い物件は、脱衣所が無いことも多いので、注意して見るようにしましょう。
まとめ
以上、ワンルーム物件の図面の見方について見てきました。ワンルームには入居者が決まりやすい部屋と決まりにくい部屋が存在します。間取りを良く見て、実際の暮らしを想像しながら物件を選ぶようにして下さい。