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不動産投資
生涯支出の3分の1を占める不動産とどう付き合うかで人生の豊かさが変わる
「不動産は人生最大の買い物である」といわれますが、これは持ち家だけでなく、賃貸にも当てはまります。生涯で不動産に費やすコストは1億円前後といわれており、収入によっては生涯賃金の3分の1、もしくは半分にもなる金額です。
単にお金が出ていくだけの存在として不動産と付き合うか、もしくは収入源とするか。これは人生の豊かさに関わる大きな判断です。今回は人生を豊かにする不動産との付き合い方について詳しくみていきましょう。
不動産との付き合い方
購入と賃貸のどちらの不動産にも共通することは、住むための不動産に出費し続けるということです。自分たちが快適に住むためのコストだと考えればそれまでですが、そのコストが生涯賃金の約3分の1を占めている事実を考えると、そのウェイトをいかに軽くするかが重要ということがわかります。
ここで考えたいのが、不動産投資を通じた資産形成です。自己所有の不動産を自分が住むものとしてだけではなく、人に貸して家賃収入を得る手段や老後に向けての資産などとして活用することが、不動産投資を通じた資産形成の基本となります。
資産家でなくても資産を持てる不動産投資の考え方
賃貸用の不動産を所有して家賃収入を得るとことは、先祖代々の土地を持っている資産家だけの既得権であるという「思い込み」があります。しかし、今はまったく資産を持っていない人がゼロから不動産投資を始めても資産形成ができることをご存知でしょうか。
まずは、自己資金とローンによって投資物件を購入することから始めます。そこに入居した人からの家賃収入という安定的な収入源を確保し、その家賃収入からローンの返済をしていきます。その後、ローンを完済した後は完全に自己資産となります。この一連の流れを繰り返すことで所有物件が増えていき、長期的な不動産投資を続けることにより本格的な資産形成が進んでいきます。
不動産投資だから得られる「2つのメリット」
こうした不動産投資による資産形成には2つの大きなメリットがあります。1つは、家賃収入からローン返済ができることです。家賃は入居者から入ってくるお金であり、所有物件が稼ぎ出してくれるお金です。
そのお金でローンを完済できたとしたら、他人のお金で不動産を自分のものにしたことになります。既存資産ゼロの人が資産家のように複数の物件を所有できるようになるのは、この効果があるからです。もう1つは、ローンを利用することによるレバレッジ効果です。レバレッジというのは、「てこ」という意味で、自己資金が少なくてもローンで購入資金を調達することで「てこ」のように物件の購入ができ家賃収入が生まれるようになります。
自己資金が5分の1だからといっても家賃が5分の1になるわけではなく、もちろん満額となります。つまり、ここでもローンという他人のお金から生み出された利益がすべて自分のものになります。この2つのメリットは、不動産投資だからこそ得られるものです。資産形成によって人生を豊かにできるかどうかは、この2つのメリットを味方につけられるかどうかがポイントといえるでしょう。