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COLUMN

不動産投資コラム

違いを確認!ロボットアドバイザー投資とラップ口座はどう違う?

AI(人工知能)が投資の世界でも急速に広がり始めています。「ロボットアドバイザー」という、個々の投資家に最適なポートフォリオを考え、実際の資産運用まで行うサービスが登場しました。まさに、コンピュータにすべてを「お任せ」してしまう投資方法ですが、これまで、お任せできる金融商品といえば「ラップ口座」でした。銘柄選びや売買などの判断を、証券会社に任せるサービスです。

ロボットアドバイザー投資の登場で、資産運用の何がどう変わったのでしょうか。今回はロボットアドバイザー投資とラップ口座の違いについて、少し考えてみます。

ラップ口座(ファンドラップ)とは

ラップ口座とは、簡単に説明すると、資産運用を証券会社の専門家にすべて任せるサービスです。証券会社が投資家から資金を預かり、投資判断、銘柄の選定、売買の執行、コンサルティング、運用から試算管理、報告まですべての行程を包括的に行うもので、「ファンドラップ」と呼ばれることもあります。

証券会社は投資家と投資一任契約を締結し、投資目的やリスクの許容度、投資家の属性も加味した上で、最適のポートフォリオを提案し、異なるタイプの投資信託を組み合わせて運用します。

報酬(手数料)の支払い方は、固定報酬型と成功報酬型があり、ある大手証券会社では、固定報酬型は「基本報酬として運用財産評価額に対し最大1.620%(税込み・年率)の額」、成功報酬型は「基本報酬として運用財産評価額に対し最大1.296%(税込み・年率)の額」+「成功報酬として実質運用益の10.8%(税込み)の額」となっています。

「資産運用はしたいが忙しくてあれこれ考える時間がない」という方や、「何に投資をしたらいいのか分からない」という方には向いています。ただし、証券会社によっては最低投資金額を500万円程度に設定しているものもあり、保険の満期金や退職金などまとまったお金を手にした人でないと、なかなか活用できないかもしれません。なお、ラップ口座の運用はすべて証券会社の人間が行っています。

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ロボットアドバイザー投資とは

これに対して、ロボットアドバイザー投資は、これまで証券会社の人間が行ってきた行程をAIに任せるものです。パソコンやスマートフォンなどで投資に関する質問に答えるだけで、ロボットアドバイザーが最適なプラン提案をしてくれます。提案に納得できれば、先述のように投資一任契約を結び、手続きに入ります。

ロボットアドバイザー投資では、従来の投資運用で必要だったプロセスがすべて自動化されています。これにより、運用の手間はゼロになります。AIには富裕層が使う金融アルゴリズムを組み込ませ、一時の感情にまかせて損失につながる売買をするといった心理的ミスジャッジも排除しています。極めて合理的な判断を行い、発注やリバランスを実施します。すべての手続きは24時間対応で、ネットで完結し、わざわざ証券会社に出向く必要もありません。

最大のメリットは、ラップ口座と比べて手数料が安く、最低投資額も少なくて済むという点でしょう。ある証券会社は、固定報酬型を年率0.540~0.702%、成功報酬型を年率0.432~0.594%+成功報酬5.4%と設定、最低投資額を10万円からとしています。各社によって手数料に違いはありますが、割高なケースは、購入後のアフターフォローや資産配分のメンテナンスがより手厚い傾向にあります。

ラップ口座もロボットアドバイザー投資も、知識があまりなくても投資ができて、手間がかからないというメリットは共通しています。手数料や最低投資額以外にロボットアドバイザー投資が優位になりそうな点を挙げるとするならば、AIが運用するという点でしょうか。まだ運用実績は多くありませんが、AIの成長は止まるところを知りません。

囲碁や将棋の名人が、AIの前で相次いで屈したことは記憶に新しいでしょう。運用損が絶対に出ないというわけではありませんが、その新たな可能性を否定できる人は、どこにもいないのではないでしょうか。

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