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COLUMN

不動産投資コラム

小遣い稼ぎか副業か。ネット転売でそこそこ儲ける

個人間で物を売り買いする、ネット上のサービスが注目されています。利用者も急速に増えてきました。「この仕組みを使って副業ができるのでは?」と考えたことがある人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、ネット転売の副業としての可能性について探ってみます。

CtoCのECプラットフォームで広がるネット転売

市中で販売されている品物を安く買い、高い値段を付けて転売することを「せどり」と言います。従来は、古本業界で使われた言葉で、古書店で安く売られている本を買って、他の古書店に高く売って利ざやを稼ぐことが「せどり」と言いました。

今は「せどり」の意味が少し広がり、古本以外の物でも「掘り出し物を転売して利ざやをとる」行為のことを指すようになっています。卸から仕入れるのではなく「市販品の購入で仕入れる」ところが、一般的な商売との違いでしょう。

本来、同業者間で行われる「せどり」は、業界内では歓迎されない行為でした。「せどり」された古書店としては、本来はもっと高く売れたはずの利ざやを、持っていかれてしまったわけですから。そのような「せどり」が、ネットオークションやCtoC(個人間)のECプラットフォームが発達した結果、行いやすい環境が整いました。古本に限らず、販売するものは家具や雑貨などまで幅が広がり、ネット転売を始める個人が増えているといいます。

どのぐらい稼げるの?

雑誌や地域新聞などで、個人間の「売ります・買います」を紹介する掲示板は古くからありました。しかし、紙媒体では、売りたい人と買いたい人のマッチングはなかなか難しく、商売として継続するのは難しかったでしょう。

しかし、インターネットで商品情報をアップできるようになったことで、買い手はアクセスしやすくなりました。また、個人間で取引できる「場」ができて、利用者が増えたことにともない、売りたい人と買いたい人のマッチング機会が増えています。

それでは、たまたま不要になった物を売るのではなく、継続的に転売することで、一体どの程度稼げるのでしょうか。掘り出し物は、そう簡単に見つけられないものだからこそ掘り出し物なのであって、手間を暇かけずに利ざやが大きく取れるものを見つけられるはずがありません。

中にはネット転売で月に数十万円を稼ぐ人もいますが、品物を探すには時間が必要です。さらに、仕入代、送料などの経費もかかります。

一般的に、仕入れる商品の目安として、売るときに利ざやが2割以上出る物が望ましいと言われています。月に5万円程度を稼ぎたいのなら、25万円以上の売り上げが必要になるということです。投資信託などの「投資」に比べれば、副業としては利益率が大きいように見えます。しかし、利益を上げるための手間を含めたコストも大きいのが、ネット転売の特徴です。

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今後、規制がかかる可能性は

副業として転売をすることにリスクはないのでしょうか。昔の「売ります・買います」の掲示板や、フリーマーケットなどで、不要になったものを単発的に販売する程度ならば、大きな問題はありませんでした。

しかし、転売を商売として継続的に行う場合は、法的リスクを考慮する必要があります。中古品を売ったり、転売を目的とした新品を仕入れて、転売したりする業者や個人は、「古物商」に当たると考えられるからです。古物商は、古物営業法に基づき、古物商許可証を取得する必要があります。

「古物商許可証がなくても個人間の取引であれば問題はない」という人もいますが、ネット転売に参入する個人がさらに増えてくると、今後、何らかの規制の対象になる可能性もあるでしょう。

安心して転売を副業にしたいなら、少なくとも古物商許可証は取得しておくべきです。取得には管轄の警察署を経由して各都道府県の公安委員会への申請が必要で、費用は約2万です。

ネット転売の仕入れに使われるような大手ECサイトでは、同じ物が大量に購入された場合は、注文をキャンセルするなど、ケースバイケースで不自然な取引を規制する動きも出てきています。ネット転売に本格的に取り組むのであれば、法的なリスクや、今後の規制に配慮する必要があるでしょう。

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