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COLUMN

不動産投資コラム

選ばれる賃貸住宅にするため、くみ取るべき時代のニーズ

低金利や相続税対策のため、新築の賃貸物件が増えています。その一方で、日本社会の人口減少と高齢化が例のないスピード進行しています。出生率の低下から、若者世代の減少は深刻です。

このような状況のなかでは、賃貸物件の入居率を高めるための物件の差別化は重要です。不動産投資家に求められているのは、時代のニーズを反映した賃貸住宅の最新トレンドをつかむことです。

楽器や自転車など趣味に特化した部屋

ひとりで過ごす時間が多い単身者にとって、趣味に没頭できる時間はまさに「至福の時」です。これまでの賃貸住宅は、「音を立ててはいけない」、「汚してはいけない」、「壁にくぎを打ってはいけない」など、「やってはいけないことだらけ」でした。そのような単身者の趣味を許してくれる賃貸住宅は、彼らの目にはかなり魅力的に映るはずです。

ピアノやギター、ドラムを自宅で楽しみたい人に、完全防音仕様の個室を1室、6畳程度で十分なので設置すれば、音楽好きにはたまらない物件になるでしょう。また、玄関を広く取ることで、高級なロードバイクや、サーフボードやスキー・スノボーの板などが手軽に置けるようになります。

居室の外にも1室、共用で使えるスペースがあればさらに魅力的でしょう。図書館、音楽室、書斎、会議室、キッチン、パーティールームなど、都会のタワーマンションに備わっている共用施設のうち、1つでも2つでもいいので、自室の外に予約して使えるものがあったら、喜ばれるのではないでしょうか。

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自分でカスタマイズしてもらうDIY型

モノにしろ、住まいにしろ、大量生産された画一的なものを素直に受け入れるではなく、100円ショップなどで手に入る雑貨などで自分好みにカスタマイズするのが最近のトレンドのようです。テレビのバラエティ番組でも、自宅を「プチ改造」するような企画がよく取り上げられています。

また、壁紙も既存のものを好きなものに張り替えたり、壁に穴を開けて家具を取り付けたりなど、自分で手を加えるような、いわゆる「DIY」をしてみたいというニーズもあります。以前は原状回復費を求められるために、部屋の改造をためらうケースが多かったのですが、最近ではDIYをアピールして、カスタマイズ派の入居者を獲得している物件も増えてきています。

また、これまでの賃貸住宅ではペットとの同居がNGの物件が多くありました。ペットの飼育を認めるにしても、敷金が1ヵ月分増えるなど、入居のハードルを高くしていることが大半でした。確かに、ペットの飼育を許可すると、匂いがついたり、爪で床に傷をつけたりなど、退去後の修繕費用がかさむため、やむを得ない面もありました。しかし、それは裏を返すと、ペット好きの入居者を敬遠してきたことにもなります。

たとえば、敷金は通常と同じ設定にしたまま、入居者をペットとの同居を希望する人に限定してみてはいかがでしょうか。もともと床や壁に、多少の傷が付いていたとしても、自分のペットも同じようなことをしてしまう可能性があるわけで、許容範囲と考えて入居してくれるのではないでしょうか。

シェアハウスなどで住民同士の距離を近くする

最近は「モノ」を持つことよりも、新しい「コト」の体験に、消費傾向が移っているように思えます。

「モノ」を持つためには、多額のお金が必要でしたが、趣味や目的が同じ人と「モノ」を共有してしまえば、1回あたりの使用料は安くて済みます。

たとえば、家庭菜園やクルマ、バーベキューができる屋根付きの庭などは、自分で買うとなると費用が高くつきますが、賃貸住宅の入居者全員で使うなら、一人あたりの負担は少なくて済みます。このようなシェアできる「モノ」が備わっていれば、既存の賃貸住宅からは差別化できるはずです。

シェアできる「モノ」や「スペース」を通じて住民同士が顔見知りになると、コミュニティの中で暮らしているという実感が生まれ、お互いに助け合い、結果的に治安の向上にもつながります。この10年でシェアハウスはずいぶん増えましたが、顔見知りとの共同生活によってセキュリティが高まるという安心感も加わるようで、特に女性の人気が高まっています。

今回は、従来の賃貸物件に、何らかの付加価値をつけて差別化する方法を紹介しました。常に入居者を集めるためには、その時代のニーズや最新トレンドをつかむことが大切です。オーナーとして常にアンテナを張り巡らせ、時代の先端を行く賃貸経営が行えるように工夫し続けることをおすすめします。

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